「和ごはん」魅力訴え 官民一体でプロジェクト 国産愛用、マークも(日本農業新聞)



 官民一体で和食文化を発信する「Let’s(レッツ)! 和ごはんプロジェクト」が始動した。和食文化がユネスコ無形文化遺産に登録されてから5年目の節目に、改めて和食の魅力を広めるため、農水省が企画。子どもや子育て世代に和食を身近に感じてもらおうと食品メーカーやスーパーが家庭で手軽に調理できるメニューなどを発信し、国産農畜産物の消費拡大につなげる。

 プロジェクトでは、ご飯や汁物、おかずを組み合わせ、だしやしょうゆといった日本で古くから使われてきた調味料などを使った食事を「和ごはん」としてPRする。「調理が難しく敷居が高い」という和食のイメージの払拭(ふっしょく)を狙う。ご飯茶わんと箸を描いたロゴマークを作り、食品や販促資材に使うなどして周知を後押しする。

 プロジェクトは長期的に続ける予定で、国内で開かれる2019年のラグビーワールドカップや20年の東京五輪・パラリンピックで、訪日外国人へのPRも視野に入れる。

 同省はプロジェクトに参加する食品メーカーやスーパー、流通業者らの取り組みを発信する。6月末から募集し、5日現在で約30社・団体が応募。既に約20社・団体が本格的な活動を予定している。

 同省は「味覚が形成される子どもに、和食を食べる機会を増やし、消費を定着させたい」(食文化・市場開拓課和食室)と考える。レストランでは子ども向けの和食メニューの展開を想定。子育て世代には時短メニューを提案し、食卓に気軽に取り入れてもらう。

 イトーヨーカ堂(東京都千代田区)は7、8の両日、全国145店舗のイトーヨーカドーで「七夕」(7日)に食べる風習があるそうめんの食べ方を提案する。同社は「旬の食材や国産食材を取り入れた和食を提案していきたい」(広報担当)と話す。

日本農業新聞



【関連記事】

Related Post



コメントを残す