いきなり仕事と家庭の両立を狙うのは無理だ(東洋経済オンライン)



6/27(水) 10:43配信

東洋経済オンライン

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

私立大学を出てあこがれだった旅行会社に入社→結婚により4年で退職→嘱託社員として3年勤務→離婚→出版社で5年勤務→結婚により退職→現在は子どもが産まれたばかりで求職活動もできていませんが、なるべく早く働きたいです。資格は特にありません。年齢も40歳間近ということでやりがいのある仕事への再就職は絶望的なのでしょうか。家庭との両立を考えないといけないのですが、変なプライドかスーパーのレジ打ちなどは最終手段にしたいです。ワガママなのでしょうか。給料も大事ですが自分がやりがいのある再就職のために今から何をすればいいのでしょうか。

専業主婦3年目 山元

■「すぐに」完璧な状態を求める必要はない

 やりがいのある仕事への再就職。これは可能ですし、わがままでは全然ありません。

 可能ですが、仕事を得るという行為はプロセスであり、一発勝負ではないということを前提にそのプロセスにある程度長期的なスタンスで向き合う必要があります。本連載においても、育児休暇後の仕事探しに悩む相談は多数寄せられておりますが、声を大にして言いたいのは、この「長期的視点で考えるべし」です。

 焦る気持ちは非常にわかります。が、キャリアとは長距離走であり今後数十年向き合う対象ですから、育児休暇から復帰後「すぐに」完璧な状態を求める必要はありません。仕事と家庭の両立。あるべき姿ですし、それが理想でしょう。

 理想ではありますが、その姿を短期的に追い求めてストレスをためては本末転倒です。仕事と家庭の両立の目的は「自分と家族が幸せになること」ですよね。

 誰かのための、またはポーズとしての両立ではないハズです。であるからこそ、両立することは、無理して短期的に「達成しないといけない」わけではなく、長期的に無理なく「達成する」という姿勢が大事だと思うのです。

 仕事も、復帰後すぐに自分の理想とする仕事や働きにフルスロットルで取り組めないと失格というわけではないでしょう。人間誰もがそんなに器用ではありませんし、そんな理想論を掲げたところで時間と体力には限界があります。

 したがって、自分がやりがいがあると思う仕事の対象や、理想とする働き方をまずは考えておき(=ゴールの設定)、そのうえでまずはそのゴールに向かって現時点でできることから開始する、というスタンスでよいのではないでしょうか。

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