日本郵便「クリックポスト」185円に 業界最安値宅配12%値上げ(SankeiBiz)



 日本郵政の長門正貢社長は26日の定例記者会見で、小型荷物向けでは業界最安値の宅配サービス「クリックポスト」の12%値上げや、当日再配達受付時間の締め切り繰り上げなど、9月1日からのゆうパックの見直し施策を発表した。電子商取引(EC)の増加に伴って、再配達が増加して人件費が高騰していることなどへの対応が狙い。

 クリックポストは、2014年6月に取り扱いを開始した宅配サービスで、全国一律164円を同185円にする。縦34センチ×横25センチ×厚さ3センチ以内、重さ1キログラム以内の本やCDなどの小型荷物なら業界で最も安く、メルカリなどの個人間ECの普及によって取扱個数が増加していた。

 また、ゆうパックの当日再配達をコールセンターで申し込む場合、最終の締め切り時刻をこれまでの午後8時から午後5時にするほか、そのほかの時間帯でも受付時間を繰り上げる。

 一方、郵政民営化委員会で議論されているゆうちょ銀行の預入限度額見直しについて、長門社長は「通常貯金の(限度額)撤廃という希望は変わっていない」と強調した。さらに、地方銀行からの反論について「『民業圧迫だ』と一言言えばいいので便利な言葉だ」と皮肉った後、16年に限度額を引き上げた後も「メガバンクや地銀さんは預金が増えたが、ゆうちょ銀は最も増えていない」とし、限度額の引き上げによる資金シフトは起こらないとの見通しを示した。

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