大企業からの「チャレンジ転職」は広がるか(東洋経済オンライン)



6/25(月) 8:00配信

東洋経済オンライン

若手社会人に「転職するなら、どの企業に転職したい?」と聞いたとき、どの企業名が上がると思いますか?  ある調査で上位3社にランクインしたのは、上から順にトヨタ自動車、グーグル、ソニー。特にトヨタとグーグルの人気が圧倒的でした。

 理由は、世界的な技術力やブランド力、イノベーションに満ちあふれていると感じるからとのこと。ちなみにランキング上位30社では5位に楽天、7位にソフトバンクに13位リクルートホールディングスなどが登場。大学生による就職人気企業ランキングと比較すると顔ぶれにやや違いがあります。

■選ぶ企業の選択肢に幅が生まれる

 大学生の就職企業ランキングはブランドイメージが高く「レガシー」な大企業が根強く人気です。みずほ銀行が大きくランクダウンした……など時代を反映した多少の変化はありますが、傾向自体は長年変わりません。おそらく筆者が就職活動した30年以上前と大差ない顔ぶれです。

 ちなみに当時の人気企業1位はサントリーで、以下大手総合商社やメガバンクが並んでいたと記憶しています。いつの時代の若者も、最初の会社選びでは慎重で手堅いのです。一方2回目の就職活動=転職となると、選ぶ企業の選択肢に幅が生まれるということなのでしょう。

 自分のやりがいがみつかりそう、頑張った分だけ報われそう……など職場の実情を情報収集して選ぶと、新興系企業が積極的に選ばれるようになります。社会人経験を踏まえて会社選びをすると、自分に適した会社がみえてくるのでしょう。

 ただ、残念ながら楽天やソフトバンクより若くて勢いがある、創業10年以内のベンチャー企業はランキングには登場しません。先週、大型上場を果たしたメルカリやラクスル、非公開ながら高い認知度を誇るsansan社などは相当数の中途採用を行っています。ランキングに登場してもいい気がしますが、どうしてなのでしょうか? 

■「チャレンジ転職」を選ぶ若手社会人

 ランキングには入っていないものの、ベンチャー企業への転職に興味を高める若手社会人は増えていると筆者は感じます。大企業から「ベンチャーに転職しました」と誇らしげに? 転職報告するメールに遭遇する機会が増えてきたからです。

 大企業の人事部からも、優秀な若手社員がベンチャーに転職する人材流失に悩む声をよく聞くようになりました。しかも、

 「あいつが辞めるとは思わなかった」

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