「XC40」「X2」「UX」の登場が今年に重なった理由(東洋経済オンライン)



6/15(金) 6:00配信

東洋経済オンライン

■プレミアム・ブランドの新型コンパクトSUVが豊作

 ボルボ、BMW、ジャガー、レクサス――。

【写真】ブームの端緒を開いた初代BMW「X1」など

 今年2018年は、プレミアム・ブランドによる新型コンパクトSUV(スポーツ多目的車)が豊作だ。ジャガーは2月に「Eペース」(451万円~)を投入、ボルボが3月に「XC40」(389万円~)で続いた。4月には、BMWが「X2」(436万円~)の発売を発表している。さらに3月のジュネーブ・モーターショーでは、レクサスが「UX」をこの冬、導入することを明らかにした。

 各車のボディサイズは以下のとおりだ。

・Eペース 全長4410×全幅1900mm×全高1650mm
・XC40 全長4425×全幅1875mm×全高1660mm
・X2  全長4375×全幅1825×全高1535mm
・UX 全長4495×全幅1840×全高1520mm
 本格的なクロスカントリー車ではないにしても、SUVは最低地上高が大きいため、キャンプ場など路面の荒れたところでは走破性が高いうえ、普通の乗用車より背が高いので室内空間にも余裕がある。全幅はいずれも1800mmを超えるので、狭い日本の道で乗るのに少し気を遣う場面はあるかもしれないが、いずれも全長は4.5m弱とコンパクトだ。価格的にちょっと贅沢な印象はあるものの、充実した装備やプレミアム・ブランドならではのサービスを楽しめるとあれば魅力的に思える。

 冒頭に紹介した車種たちは、いずれも新規に誕生したモデルだ。いかにもいまの市場に合いそうな「プレミアム・コンパクトSUV」は、なぜいまのタイミングで続々と投入されているのだろうか? 

 自動車メーカーは量産自動車のモデル投入計画を7~8年前から厳格に決めている。新型車を作るには生産能力のある工場を確保しなければならないし、車種ごとのコンセプト想定やデザイン、安全性を確保できるだけの設計・開発・認証や部材の調達などにはそれぞれ時間を要し、宣伝・広報の予算も急には捻出できない。それゆえメーカーは、売れそうだからといってもおいそれと新しい車形を増やすわけにはいかない。

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