ナス機能性表示 着手 血圧降下作用に着目 高知県農技(日本農業新聞)



 高知県農業技術センターは、ナスに含まれ、血圧降下作用があるコリンエステルに着目し、機能性表示食品の開発に取り組む。ナスの付加価値を高め、全生産量の75%を占めるB級品や規格外品を原料にした粉末など機能性表示食品で、農家収益の2割増を目指す。

 コリンエステルは血圧降下作用がある食品機能性成分。ナスに大量に含まれることを信州大学が発見した。ナスは、温州ミカンやトマトのように成分をPRして、需要を高めるのは難しいと考えられていたがこの発見で、状況が一変した。国の革新的技術開発・緊急展開事業を活用し、2017年度から同大学や同センターの他、国内の研究機関、企業、県内農家で共同研究する。

 野生種も含め、さまざまな品種を試験し、機能性表示好適品種を選び、食味と機能性成分を確保。二酸化炭素施用で高収量を上げる栽培法を開発し、農家で実証栽培する。同成分が多い部位や、成分蓄積の仕組みを明らかにする。

 企業が加工食品を開発、北海道情報大学が臨床試験し、機能性表示の申請資料を整える。

日本農業新聞



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