「シンガポール版メルカリ」が超人気の秘密(東洋経済オンライン)



6/14(木) 6:40配信

東洋経済オンライン

 フリマアプリを手掛けるメルカリが、6月19日に東証マザーズ市場に上場します。メルカリはとてもはやっていて、友達もよくブランド物の化粧品を売っていますし、女子高校生などはたとえ使用した口紅などでもサンプル代わりに買うことが多いようですね。

■シンガポールでは5月から8月に国を挙げ「割引セール」

 実は、私が住んでいるシンガポールでも、中古品売買は非常に熱いです。シンガポールでは「カルーセル(Carousell)」というフリマアプリが大流行しています。また、中古だけでなく、新品や新品同様のブランド物もよく流通しています。これはどうしてでしょうか。

 理由の1つは大きな割引セールがあることです。シンガポールでは5月下旬から8月頭にかけて、それこそ国を挙げての大セール「グレート・シンガポール・セール(GSS)」を行います。とにかくどの店もセールをするので、その数が非常に多く、割引率も高いときていますから、現地の人も外国人も、ついつい買いすぎてしまうのです、その結果、いらなくなった新品や新品同様の商品が中古市場に出回るのです。

 また、シンガポール人も外国人も旅行に行く機会が多いので、アメリカやヨーロッパで買い物をしてそれを中古市場に流すこともよくあります。たとえば、パリでは1月などに有名デザイナーズブランドもセールを行います。そこで入手したほぼ新品の良品をサイトで売りに出す人もいます。

 現地の友人で、子どものおもちゃを通販サイトのタイムセールで買いすぎてしまう人がいるのですが、その人は未使用のおもちゃを収納するのにトランクルームを一室借りています。たまに整理をして中古市場で売るのですが、なんと、SPをつけたセレブリティが自宅まで商品を引き取りに来たというのです。

 シンガポールでは、商品の受け渡しは基本的に対面での現金決済か銀行間の資金送金が一般的です。前出のカルーセルでは、メルカリと同じように、売買したい商品の情報を手軽にアプリにアップできて、写真もきれいに加工できます。ただ「メルカリ」と違うのは、今のところ手数料は取られません。売り手と買い手が直接連絡を取り合い、商品とおカネを引き換える方法が一般的です。これは日本ほどは宅配便が整備されていないという理由もあります。

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