“進化系コットン”テントが急増中 たき火人気も要因(日経トレンディネット)



5/22(火) 12:00配信

日経トレンディネット

 アウトドアシーズン到来で、ピクニックやハイキング、BBQにキャンプと休日にアウトドア・アクティビティーの計画を立てる人は多いだろう。

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 5年ほど前からぜいたくにキャンプを楽しむ「グランピング」が人気だが、昨今のキャンプブームでキャンプスタイルは多様化。優雅さを優先するグランピング派だけでなく、荷物の軽量化・コンパクト化を追求するシンプルスタイル派も増えている。なかでもひと目で違いが分かるのがテントで、グランピング派には広くゴージャスなコットンテント率が高かった。一方シンプルスタイル派をはじめ、一般的にテントに使われる素材と言えば、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維がこれまでは主流だった。これは防水性、軽量性、コンパクト性に優れており、アウトドアに最適だからだ。

 そんななかキャンプ場で、ポリエステルとコットンを混紡した「ポリコットン」素材のテントやタープを見かける率が上がってきている。

 では、なぜここにきてポリコットン素材が注目されているのか。

「ポリコットン」はおしゃれで高機能?

 昨秋発売されたムック『CAMP LIFE 焚き火主義』(山と渓谷社)を編集した、アウトドアに詳しい渡辺有祐氏は、ポリコットン素材の広がりを「グランピングブームでポリコットン素材のテントを目にする機会が増え、おしゃれさを求めるユーザーの心を掴んだことが大きいのでは」と話す。

 代表的なのはデンマーク発のアウトドアブランド、Nordisk(ノルディスク)のテントで、居住性の高さや見た目の高級感から、グランピングシーンでたびたび使用され、流行とおしゃれに敏感なユーザーの目に留まるようになった。

 また、ナチュラル感のあるアースカラーの生地もポイント。以前、渡辺氏が取材したキャンプ系インスタグラマーによれば、「ポリコットン素材は色味が派手すぎず主張しないため、ほかのアイテムと合わせやすい。おしゃれにも見える」という。

 アウトドアギアを多数展開するtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)も、ポリコットン素材のタープを2012年に発売して以来、続々とモデル数を増やしている。同ブランドのプロデューサーである根本学氏は、シルナイロン製タープの開発中に、ふと「ポリコットン素材で作ったらたき火に強い製品ができるのではないか?」と思いつき製品化したところ、大当たり。たき火を楽しむキャンパーからすぐさま人気に火がついた。

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