ギフトセット 特産米“協同”開発へ 農畜産物PR 産地振興に・・・ 「全農東北」プロジェクト6県でブランド化(日本農業新聞)



 JA全農は、東北6県を一つの産地としてブランド化する「全農東北」プロジェクトで、独自商品の開発に乗り出した。全農が仙台市に新設した部署にプロジェクト事務局を4月に設置し、事業を本格化。米ギフトの商品化を2018年度中に目指す他、加工品開発、産地振興なども進める。東北6県の県本部が連携し、地域の農畜産物を全国に発信する。

 「全農東北」プロジェクトは、東北6県の県本部や全国本部職員をメンバーに、15年度から始まった。18年度は、東京・大手町の事業開発課と仙台市の震災復興課が担っていたプロジェクト事務局を、仙台市の東北営農資材事業所営農対策課に移し、活動を本格化させる。各県本部から1人以上メンバーを集め、月1回会議を開く。独自商品開発などで事業を一層強化する。

 18年度は、ギフト用の米セットの商品化を目指す。東北6県の銘柄米をそれぞれ2合(300グラム)詰め合わせたサンプル商品を作成。消費者にモニター調査し、品種や量、デザインなどを精査し、商品化を目指す。加工品開発や消費者ニーズに合わせた産地振興なども検討していく。

 同課は「他県の加工場の使用や、地域で生産している小ロットの農産物をまとめて販売できるような企画を考えていきたい。単県では難しかったことを6県が協力すればできる可能性がある」と意気込む。

 プロジェクトではこれまで、東北や関東の催事に出店し、農畜産物をPRしてきた。岩手県一関市の藤沢牧場で生まれた子牛を東北6県の牧場で肥育した和牛を、全農グループのブランド「東北和牛」として、ブランド化を支援。ロゴマークの作製や販売資材の開発、商標登録を申請中だ。

 東北6県の農業産出額は約1兆4000億円で、国内シェア15%。北海道を超えた日本最大の産出額になる。

日本農業新聞



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