トヨタ2年ぶり最高2.4兆円、前期最終益36%増 円安追い風に世界販売好調(SankeiBiz)



 トヨタ自動車が9日発表した2018年3月期連結決算は、最終利益が前期比36.2%増の2兆4939億円と2年ぶりに最高益を更新し、日本企業としても過去最大を記録した。売上高も6.5%増の29兆3795億円と過去最高となった。世界販売の好調に加えて、対ドルの円安基調も寄与した。ただ、主力市場の米国が減速するなど足元の逆風は強まる方向にあり、19年3月期は一転して減収減益の見込みだ。
 東京都内で記者会見した豊田章男社長は、18年3月期決算について「たゆまぬ改善というトヨタらしさが表れ始めた」と評価した。この中でトヨタの株主として質問に立った東京海上ホールディングスの永野毅社長は「トヨタの文化の何を守り、何を変えていくのか」と質問。これに対して豊田社長は、次世代技術をめぐる主導権争いにトヨタ生産方式や原価低減といった強みを磨き生き抜く決意を強調した。
 19年3月期の最終利益は15.0%減の2兆1200億円となる見込み。為替レートの想定は1ドル=105円と前期実績より6円円高と設定し、輸出の採算悪化を見込む。米国市場での競争激化で値下げ原資となる販売奨励金の費用が膨らむほか、前期にあった米税制改革による税負担軽減の反動も響くという。

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