3月景気指数「改善」、拡張期64カ月 「戦後最長超え」へまた一歩(SankeiBiz)



 内閣府が9日発表した3月の景気動向指数(速報値、2010年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.4ポイント上昇の116.4となり、2カ月連続で改善した。基調判断は「改善を示している」と据え置いた。同じ表現は18カ月連続。安倍晋三政権が発足した12年12月に始まった景気拡大局面は64カ月に達したとみられ、戦後最長の「いざなみ景気」(02~08年、73カ月間)超えにまた一歩近づいた。
 指数を構成する指標のうち、輸送機械を除く投資財出荷指数、鉱工業生産指数、鉱工業用生産財出荷指数がプラスに貢献。一方、卸売業と小売業の商業販売額などがマイナスに働いた。個別の分野では、アジア向けのスマートフォン用電子部品の生産や出荷が好調。これに対し、自動車の輸出や販売が減ったほか、ノートパソコンの出荷が減り、耐久消費財出荷指数が落ち込み、指数を押し下げる要因となった。今後の基調判断の見通しについて、第一生命経済研究所の新家義貴主席エコノミストは「原油高などのリスク要因に警戒感を高める必要はあるが、改善傾向のメインシナリオは続くだろう」としている。

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