好調維持し後半戦へ 需給締まりペース速い 17年産米販売数量(日本農業新聞)



 産地が米卸に売り渡した2017年産米の累計販売数量が3月末で132万9000トンとなった。農水省がまとめた。集荷数量に対する販売比率は47%で、過去5年間で最も高い。需給の引き締まりを受けて速いペースを維持したまま、17年産取引は後半戦に入った。

 17年産の販売比率は、好調だった前年の同月を1ポイント上回る。銘柄別に販売数量を見ると、流通量が多い新潟・一般「コシヒカリ」は6万8100トンと、前年同月より13%増えた。「ネームバリューがあり、主力銘柄に変わりない」(東京都内の米卸)とし、家庭用の販売が好調な理由を挙げる。

 家庭用ブランド米として人気の高い山形「つや姫」は2万1000トンと同25%増。首都圏の米卸は「スーパーへの販売進度は悪くない」と話し、販売先への売り渡しが進んでいるとみる。

 産地が米卸と交わした契約数量は248万6000トンで、集荷数量に対する契約比率は88%。前年同月より1ポイント高い。前年同月から約10ポイント上回っていた出来秋ごろと比べてペースは若干落ち着いてきたが、過去5年間で最も高い。群馬「あさひの夢」や新潟・岩船「コシヒカリ」など21産地銘柄が100%に達した。

 集荷数量は283万8000トンで、前年同月を6%下回っている。

 5000トン以上を取り扱うJAや全農県本部などの出荷業者を対象に、集荷や契約、販売状況を調べた。

日本農業新聞



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