「危機感を持て!」と子を煽ってもムダな理由(東洋経済オンライン)



5/10(木) 6:00配信

東洋経済オンライン

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

中学受験をする予定の小4の子がいる母です。子どもが中学受験をしたいと言い出し、小2から勉強に取り組んできましたが、4年生になった頃から字が雑になり、あまり真剣に取り組まなくなってきた感じです。
塾にはキッチリ通い、宿題もキッチリやっています。家庭学習もやるのですが(親も一緒に学習しています)テストで字の雑さのせいで×を貰ってきても一向に直す気配なしで、次のテストでも同じことをやってしまいます。また危機感がなく、受験も何とかなると思っている節も多々みられます。話はするのですが、なかなか危機感を持って取り組んでくれません。どうしたら以前のように真剣に取り組んでくれるのか。アドバイス頂けたら幸いです。宜しくお願いします。

(仮名:川嶋さん)

■やるべきことをやっているお子さんは立派だ

 本人が中学受験をしたいということで小2から取り組んできたけれども、小4になって危機感がないというお話ですね。そして以前のように勉強に真剣に取り組んでもらいたいと思っていらっしゃるのですね。

 それにしても、小4の現在でも日々しっかりとやるべきことをやっているお子さんは立派ですね。多くのご相談では、「うちの子はゲームばかりで勉強しない」「塾の宿題もままならない」などが一般的ですから、まずは現状のお子さんの状態は、客観的にみると大きな問題はありません。しかし、小2の頃と比べてテンションが落ちていると気になりますよね。その親が気にするというところから、大きな問題になってしまうこともあるので、川嶋さんには「2つのやめること」と「1つのやったほうがいいこと」について、お話ししたいと思います。

 ではまずは「何をしたらいいか」の前に「何をやめたらいいか」のお話です。

 【1つ目のやめること】

 はじめに「小2で中学受験したいと言ったその子の動機は何だったのか?」を考えてみましょう。

 まさか、小2で将来の自分の夢の実現に向けて中学受験をしたいとか、中学受験のような難しい勉強をしたいから中学受験するとか、言ったわけではないでしょう。もちろんそういう子もいないとは言いませんが、一般的には非常に少ないものです。

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