三菱重工、MRJ事業再構築 今年度内に三菱航空機の資本増強(SankeiBiz)



 三菱重工業は8日、開発が遅れている国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」をめぐり、債務超過に陥った子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)に今年度中に資本増強を行う方針を明らかにした。同日発表した2019年3月期から3カ年の新中期経営計画に明記し、宮永俊一社長が「開発・販売体制の抜本強化に私の責任で取り組む」と強調した。

 MRJ開発費は6000億円規模に達したもようだ。三菱航空機の債務超過額は今年3月時点で1000億円に上り、財務基盤強化が急務と判断。「事業の再構築」を新中計の重点課題とした。

 一方、三菱重工の経営全体に関しては、最終年度の連結売上高を5兆円、最終利益を1700億円にする目標を掲げた。会計基準の変更で単純比較はできないが、同時に発表した18年3月期の売上高4兆1108億円、最終利益704億円から大きく伸ばす。

 達成へ向け、フォークリフトや自動車用ターボチャージャー(過給器)を強化し、火力発電機器や航空機部品の失速を補う。サイバー関連などの防衛技術を民間向けに展開するほか、M&A(企業の合併・買収)による事業拡大も進める。

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