国際空港で日本産人気 青果、精肉、弁当、加工品 シンガポールに常設店 輸出増へ宣伝役 全農関連会社が供給(日本農業新聞)



 シンガポールのチャンギ国際空港に、日本産の農産物や加工品を販売する初の常設店舗「プレミアム・ジャパン・ファーマーズ・マーケット」が開店し、22日で1カ月となる。アジア最大級の国際空港という好立地から、こだわり産品を求める旅行客や地元買い物客の来店が続く。日本産農産物の輸出拡大に向けた宣伝機能を発揮し、じわり注目を集めている。

 現地で日本産食材を販売するアディレクト社が運営し、JA全農の輸出事業を担う子会社・JA全農インターナショナルがほぼ全ての日本産農産物や加工品を供給する。

 一番の売れ筋は、日本の食材を使い現地製造する弁当「ゴゼン ベントー」。牛丼や、焼きサケなどの総菜を組み合わせた4種セットを約980円で提供する。「空港利用者以外にも、地元の買い物客から好評を得ている」(アディレクト社)。

 店の入り口近くでは全農ブランドの国産米を使った飲料「お米のミルク」(約230円)を扱う。熊本産の大麦や玄米で製造した「グラノーラ」の隣に並べて、併せ買いを提案する。

 精肉や青果も好評だ。栃木産和牛A4等級のサーロイン(1キロ約2万6000円)や、奈良産や和歌山産の柿(1個約640円)、全農オリジナルのミニトマト「アンジェレ」(1パック約480円)などをそろえる。

 全農インターナショナルは「今後は日本の季節感や旬を感じてもらえる企画を展開していく」(川松義丈事業開発部長)と話す。日本産品の現地ニーズを探りながら、「日本産地の輸出戦略を描く材料を提供していく」(同)考えだ。

日本農業新聞



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