新入社員がお金で困らない5つの黄金ルール(東洋経済オンライン)



 4月から社会人になった皆さん、改めておめでとうございます。会社人としての生活が始まったと思ったら、もうちょっと働けば「あっという間のゴールデンウイーク」がやってきそうですね。

 多くの新人のみなさんはそれまでの生活と違う新鮮な感動と同時に、「これは思っていたより大変かもしれない」と感じたことでしょう。私も45年前に新入社員という立場を経験して、同じような感想を持ったものです。

■新入社員が人生で失敗しない「5つの黄金ルール」とは? 

 すでに「新社会人としての心得」といった類の記事はいろいろなところに出ていますので、もうひととおり読み終えたことと思います。「まずはスキルアップを目指しなさい」とか、「自分に対して投資しなさい」とか、ごく当然のことばかりでしょうが、私は少し違った面から考えてみたいと思います。特におカネの面を中心に、新入社員だからこそ、実践したほうがいいことについて少しお話しします。新入社員が失敗しないための「5つの黄金ルール」です。

 1.給与天引きを利用する

 これはまさしく黄金ルールのうち、最も重要なものです。最初から身もふたもないことを言ってしまえば、「サラリーマンが給与天引き以外におカネを貯める方法はない!」と断言してもいいくらいです。余ったら貯金しようと思っていても絶対にそんなことはできないからです。

 最近何かと話題の行動経済学で見ても、多くの人は遠い将来の生活の安定のために今の楽しみを我慢することは難しいと言われています。「少し生活が厳しいかな」と思えるぐらいの金額を、最初から給与天引きで積み立てていくことが大切です。財形貯蓄、社内預金(これはもうさすがにほとんどないでしょうが)、iDeCo(個人型確定拠出年金)といったさまざまな方法がありますが、方法はどれを選んでも構いません。まずは給与天引きを始めるということが最も大事なことです。

 2.生命保険には入らない

 保険というのは「滅多に起こらないけどもし起こってしまったら自分の貯金ではどうしようもないこと、あるいは自分の身に何か起きたときに経済的に困る人のためにおカネを手当てできるようにしておくべきもの」です。

 したがって、もし車を運転するのであれば、万が一の人身事故に備えて対人賠償保険に入るのは必須ですが、新入社員で独身の間は、生命保険に入る必要はまったくありません。なぜなら独身なのですから、もし亡くなっても経済的に困る人がいるわけではないからです。「社会人になったら生命保険に入るのは常識です」と言って勧誘してくる人は無視してください。それは常識でも何でもなくおカネの無駄ですから、むしろ貯金に回すべきです。保険は無用なものではありませんが、必要以上の保険は不要です。

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