子どもに菓子を与えまくる親が知らない真実(東洋経済オンライン)



忙しいお母さんにとって、食事作りは大変。でも、長い目で見れば子ども時代はほんの十数年です。ここで手を抜いて不健康にしてしまうか、一生の健康を手に入れるかはお母さん次第。
母子の栄養研究や小学生の食事調査やカウンセリングを行う予防医療コンサルタントの細川モモ氏が上梓した『成功する子は食べ物が9割』から一部抜粋し、20年後に後悔しない栄養の話をお届けします。

■脳の神経回路は6歳までに9割完成する

 賢い子に育てたい、成功する人生を歩ませてあげたい。そう願って数々の習い事をさせ、受験塾に通わせる親は多いですね。気持ちはよくわかりますが、それよりも大切な食事には、意識がまわっていない親御さんも少なくないようです。

 お菓子や甘い飲料をつい与え過ぎてしまったり、働くお母さんも増えていることから、ファストフード、総菜、外食の利用も頻繁です。「手作りする時間がない」「総菜や外食で子どもが喜ぶ」と考える家庭もあれば、「体格も普通に成長しているから問題ない」と、そんな食生活に疑問すら抱かない家庭も少なくありません。

 ですが、成長期の子どもにとって、食事の影響は親が考えているより大きいものです。

 子どものカラダをつくる材料は、体内には存在しないのです(もちろん私たち大人も)。脳、筋肉、血液、内臓、皮膚、骨などの材料はすべて、食べ物に含まれる栄養がつくるものであり、たとえば脳神経の発達に不可欠な鉄分など、親が与えなければ身長の伸びなど発育発達に問題が生じる栄養素もあります。

 脳の神経回路の9割が完成する6歳までに、魚などDHAが豊富な食材を与えること。効率よく筋肉をつくるために、アミノ酸スコアの高い卵、ヨーグルト、肉などを選ぶこと。「疲れやすい」「集中力がない」のは鉄不足による貧血が疑われるため、吸収率の高いヘム鉄(赤身の肉や魚)を与えること。

 いずれも、子どもを育てる親なら、知っていてほしい情報です。

 脳も体も著しく大きくなる成長期に、食事の力はとても大きいのです。勉強、習い事に対して、子どもは食事からパワーをもらってはじめて、集中力、やる気が持続します。学力と食事の内容に関する研究報告も複数あり、栄養を与えていないのに、成果を出せというのは、子どもにとって酷な話です。

【関連記事】

Related Post



コメントを残す