TDR、15日に開園35周年 集客と満足度の両立に腐心(SankeiBiz)



 東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)が15日に開園35周年を迎えるのを前に10日、記念のパレードなどを報道陣に公開した。TDRを運営するオリエンタルランドにとって節目の「周年イベント」は集客増が見込める絶好の機会だが、数年前に入場者の増加が顧客満足度の低下につながったこともあり、混雑の緩和策に頭を悩ませている。

 15日から始まる開園35周年の記念イベント「Happiest Celebration!」の一番の目玉は、5年ぶりに一新された東京ディズニーランド(TDL)の昼のパレード「ドリーミング・アップ!」だ。この日も浮遊感と重厚感を強調したフロートに乗ったミッキーマウスなどのキャラクターが手を振ると、パレードの沿道の入場者もさかんに手を振り返していた。

 このほか、TDLでは1983年の開園時からのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」がリニューアルされ、「小さな世界」を合唱する人形にディズニーキャラクターが加入。東京ディズニーシー(TDS)でも新しい船上ショー「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」が人気を集めそうだ。

 これまでも「周年イベント」の際は“新規もの”目当てのリピーターが多く集まる傾向があり、30周年の2013年度にはTDRに前年比379万5000人増の3129万8000人が訪れた。開園年度の993万3000人の3倍以上にも上る。今回の35周年でも入場者増が見込まれている。

 TDRは01年9月にTDSが開園して集客力を高めたが、13年度からの入場者数は3000万人台で推移し、混雑で顧客満足度が低下している。

 オリエンタルランドでは混雑緩和策として、TDLに20年春、映画「美女と野獣」のエリアなどを新設する計画で、その後にもTDL・TDSの隣接地に「第3のテーマパーク」の建設構想を検討中。それまではお土産を購入できる新たなスマートフォンアプリの導入といった利便性の向上策で乗り切りたい考えだ。

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