アクティブソナー、リユース事業強化 海外顧客ブランド品も取り扱い(SankeiBiz)



 アクティブソナーは、ブランド品のリユースサービス「RECLO(リクロ)」事業を強化する。現在は日本国内で預かった商品だけを通販の対象として世界展開しているが、中国など海外ユーザーの使用品も現地で集めることができる体制を構築する。また、取扱商品の種類も拡大。これまでは高級タイプの洋服や時計、靴などを販売してきたが、今後は家具や真珠などの宝飾品なども取り扱っていく考えだ。

 同社は委託販売方式を導入。商品を預かった段階でお金を支払う買い取りサービスと異なり、販売が完了した時点で手数料を差し引いた金額を支払う仕組み。このため在庫リスクが少なく、還元率は販売金額の50~90%(一般的な買い取りサービスは20~45%)と取り分が多い点が売り物だ。

 また、自社で専門の鑑定士を抱えることで「フリマや個人間取引時に発生する『本物かどうか』といった問題がない」(青木康時社長)ことも、高く売れる要因となっている。

 販売は国内だけでなく200カ国で行っている。日本では流行遅れのデザインでも中国では人気があったり、夏場にダウンジャケットを出しても南半球で売れたりするケースがあるので、海外での業績は好調に推移。海外売上高比率は35%に達し、そのうちの半分以上が中国で占められている。こうした動向を踏まえ、リユース市場の潜在力は大きいと判断。海外顧客からも預かる体制づくりを目指す。

 候補の一つが中国。リユース品を使用するのは恥ずかしいといった文化だったが、中古車市場がここ数年で急速に拡大するなどアレルギー反応が薄れつつあるのに加え、「もともとブランド品の埋蔵量が多い」(青木社長)のが理由だ。すでに現地では販売インフラが整備されており、それを活用して計画を進めていく考えだ。

 同社は三越伊勢丹ホールディングス系のカード会員向けにリユースサービスを提供するなど、法人を対象とした協業に力を入れている。その過程ではブランド品だけでなく他の領域の商品についても「サービスの対象にならないのか」といった相談が寄せられており、商材の拡大についても検討を進める。

 世界のリユース市場は約1兆6000億円に達するとみられているが、利用したことがない層は半数を超えており、青木社長は「さらなる拡大が見込める」と話している。

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