無資格検査 日産、検査員の育成課程見直しへ(産経新聞)



 新車の無資格検査問題を受け、日産自動車が完成検査員の育成課程の見直しを検討していることが1日、わかった。法令順守(コンプライアンス)に関するカリキュラムを追加するなど内容を充実させ、再発防止につなげる。第三者を含む社内調査では、「現場で効率化を追求した」ことが問題につながった可能性が浮上している。

 日産で完成検査員になるには、社内で育成課程に基づく約3カ月間の研修を受けることが必要。実地訓練を含む研修で技能や知識を学ぶが、新たに完成検査が「国から委託された特別な業務」であることを含め法令順守の重要性も加える。

 既に応急的な防止策には着手しているが、教育の徹底により抜本的な防止策とする。カリキュラムを追加することで、研修期間が延びる可能性もある。これとは別に、全社員を対象にした社内教育も行う。

 また、関係者からの聞き取り調査で、現場で効率化を進めたことが原因になったとの見方が出ている。法令の理解不足や工程の設計、監査方法の甘さも原因になったとみている。

 これらの内容を含む調査結果や防止策を、今月上旬に国土交通省に報告する。

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