無資格検査 「不正なし」23社を精査 国交省、自動車関連立ち入りへ(産経新聞)



 新車の無資格検査問題で国土交通省は1日、日産自動車の不正を受けて報告を求めた自動車メーカーなどのうち、「不正なし」と回答した23社に対しても工場の立ち入り検査を実施する方針を固めた。日産やSUBARU(スバル)の不正が制度の理解不足に起因していた可能性も踏まえ、他メーカーの報告内容についても妥当性を精査する必要があると判断した。

 23社は報告を求めた24社のうち不正が発覚したスバル以外の自動車メーカーなど。順次、工場などに立ち入って検査ラインの人員配置や検査方法をチェックするほか、検査書類などの提出を求め、印鑑の貸し借りなどの不正行為がなかったかも確認するとみられる。

 道路運送車両法に基づく国交省通達では、出荷前の新車を最終チェックする検査員について「必要な知識および技能を有する者」をメーカーが独自基準で認定すると規定。このため工場などでは「必要な技能」の習得を名目に、無資格者による検査が常態化した可能性がある。日産やスバル側も会見で「悪気はなかった」などと強調していた。

 国交省は同日、福岡県苅田町にある日産自動車九州の工場に立ち入り検査を実施した。担当者が事務所で同社幹部から再発防止策の実施状況などの説明を受けた後、工場内で完成車の検査状況を確認した。対策が十分と判断されれば国内向けの生産などが再開される見通し。同省は2日には日産車体湘南工場と日産車体九州に立ち入り検査する。

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