武田薬、国内体制を刷新 開業医・専門医向け事業ユニット新設(日刊工業新聞電子版)



■二次医療圏の営業体制を整備

 武田薬品工業は4月1日付で国内の医療用医薬品事業における体制を刷新する。開業医向け製品と専門医向け製品を扱う事業ユニットをそれぞれ新設。開業医向けについては営業所数を現在の88から154へ増やす。

 政府は医療や介護を地域で一体的に提供し、大病院への集中を分散する地域包括ケアシステムの構築を進めている。武田薬品はこうした変化に対応し、柔軟な情報活動を実現する狙い。現在約2300人いる医薬情報担当者(MR)は維持する。

 開業医向け製品を扱う「ジェネラルメディスンビジネスユニット(GMBU)」と、専門医向け製品を手がける「スペシャルティビジネスユニット(SPBU)」を新設する。このうち、GMBUは154営業所および神経・精神疾患の専任組織による体制とする。

 健康増進・疾病予防から入院治療まで一般的な保健医療を提供する二次医療圏に合わせた営業体制を整えることで、きめ細かな情報活動につなげる。営業所の責任者には、医療と経営の知識を備えていることを示す資格「医療経営士」の保有者を充てる。

 岩崎真人取締役は「機能分化で全体の生産性も向上させる。専門医向け製品は作用機序や副作用が複雑だが、正しく伝えていく」と述べた。

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