かつて東條湖周辺で遊覧船「デキシークィーン号」運航やオートキャンプ場「モビレージ東条湖」を経営、東條湖観光が特別清算開始(帝国データバンク)



 東條湖観光(株)(TDB企業コード:540122342、資本金2000万円、兵庫県加東市黒谷1197-23、登記面=東京都中央区日本橋堀留町1-8-12、代表清算人岩本孝氏)は、1月23日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。

 当社は、1953年(昭和28年)8月に設立した釣り用ボートレンタル業者。当初は東条湖周辺において遊覧船「デキシークィーン号」の運航や、鉄板・串焼料理・お好み焼き店「囲炉里茶屋」、レストハウス・土産物店「ハーバースクエア」、オートキャンプ場「モビレージ東条湖」など各施設の運営を行い、95年12月期には年売上高約3億3000万円を計上していた。

 しかし、景気悪化による消費減退や近隣の大型レジャー施設との競合などにより、観光客数が年々落ち込み業績が悪化していた。このため、2003年には遊覧船の就航を停止し、その他の施設も順次閉鎖。以降は、ブラックバス釣り客へのボートレンタルを中心とする業態にシフトし、2009年12月期の年収入高は約1700万円を計上していたが、収益面では連続赤字を余儀なくされていた。その後も業況は低調で、2016年12月期の年収入高も約1500万円にとどまるなど改善が進まないなか、翌2017年11月に株主総会の決議により解散。事業を親会社へ譲渡し、実質的な事業を停止していた。

 負債は約3億円。

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