獣害対策 葉ニンニク応援 ギョーザ商品化 神奈川県秦野市の点心専門店(日本農業新聞)



 鳥獣害対策として、神奈川県秦野市の西地区と上地区が約3年前から栽培する葉ニンニクを使った「葉ニンニク餃子(ギョーザ)」が登場した。商品化したのは、市内の点心専門店「菖蒲庵(しょうぶあん)」。同店やJAはだの特産センター秦野・渋沢の両店で2月1日から販売する。地元農家は、葉ニンニクの一層の特産化につながると期待する。

 ギョーザのあんは葉ニンニクの他、地場産の豚肉などを使う。うま味がマッチしたまろやかな味わいに仕上がり、一般的なニンニク入りギョーザに比べて匂いが残りにくいのが特徴だ。

 きっかけは、同店の穐山孝彦さん(75)がJA上支所を訪れた際に、鳥獣害を受けにくい葉ニンニクの話を聞いたこと。もともと地場産農産物を使ったギョーザやシューマイを販売していた穐山さんは早速、農家の諸星一雄さん(71)から仕入れ、試作を重ねて完成させた。

 葉ニンニクは、現在2戸の農家が約5アールで試験栽培している。JA農産物直売所「はだのじばさんず」などで販売し、徐々にリピーターを増やしていたが、認知度向上が課題となっていた。

 諸星さんは「葉ニンニクのおいしさをギョーザとしてPRしてくれるのはとてもありがたい。今後は栽培農家を増やし、生産を拡大していきたい」と張り切る。

 穐山さんは「商業側からも農業を応援し、地域を盛り上げたい。今後も地場産農産物を使った商品を積極的に開発していく」と力を込める。

 「葉ニンニク餃子」は18個入り540円。

日本農業新聞



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