享保年間に創業、長野県上田市の老舗温泉旅館、中松屋旅舘が民事再生(帝国データバンク)



 (有)中松屋旅舘(TDB企業コード330252517、資本金300万円、長野県上田市別所温泉1627、代表倉沢俊樹氏)は、1月23日に長野地裁上田支部へ民事再生法の適用を申請した。
 
 申請代理人は宇留賀俊介弁護士(東京都千代田区麹町1-6-16、うるが法律事務所、電話03-6261-5912)。

 当社は、江戸時代(享保年間)に創業、1953年(昭和28年)12月に法人改組した温泉旅館経営業者。別所温泉(上田市)で「中松屋」(客室23部屋)の経営を手がける当地中堅業者として知られ、96年には大型投資を行って本館を全面的にリニューアルし業容を拡大。団体客・個人客の宿泊や地元の宴会需要などに対応し、2008年5月期には年収入高約3億1000万円を計上していた。

 しかし、その後は集客が伸び悩んだうえ、従前の設備投資に伴う借入金負担が収益を圧迫。経営環境は厳しさを増し、経費削減を図るなどして立て直しに取り組んでいた。2016年にはNHK大河ドラマ『真田丸』放映の効果などにより当地を訪れる観光客が増加、2017年5月期の年収入高は約3億6000万を確保し、利益も計上していたが、多額の借入金負担が重く財務面は脆弱に推移したため、民事再生法のもとで抜本的な再建を図ることとなった。

 負債は約6億円。

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