静岡県下の修学旅行がメインの旅行業、国際観光が自己破産申請へ(帝国データバンク)



 国際観光(株)(TDB企業コード:420160826、資本金2400万円、静岡市葵区伝馬町6-18、代表西子好之氏)は、7月2日に事業を停止し、事後処理を松田隆広弁護士(静岡市駿河区南町14-25エスパティオ706、あおば法律事務所、電話054-202-6840)ほか1名に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、1952年(昭和27年)12月に、静岡県下の各小・中学校の修学旅行斡旋紹介を目的に静岡県教育関係者の支援を得て設立された旅行業者。静岡県全域をカバーし、修学旅行や国際交流体験事業などの企画・手配・添乗を手がけていたほか、教職員や教職退職者らをメインとして家族旅行や研修旅行の代理業なども行っていた。近年でも、学校関係の旅行手配が収入の7割近くを占めるなど、静岡県有数の業者としての地位を確立していた。

 しかし、少子化の傾向が顕著になり、業績が低迷するなか、学校によっては大手旅行代理店が入札に参加するなど価格競争の激化や顧客の囲い込みが困難な状況に陥っていた。また、設立の経緯上、静岡県の教育界に奉仕する経営理念から多くの利幅は確保できず、収益性が悪化して財政面が弱体化し、買掛債務などの支払いが限界に達したため、今回の事態となった。

 負債は現在調査中。

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