「大宗ビル」の名称で事業を展開していたオーエスティー企画、特別清算開始(帝国データバンク)



 (株)オーエスティー企画(TDB企業コード:985095207、旧商号:(株)大野宗太郎商店、資本金3000万円、東京都渋谷区道玄坂2-10-7、登記面=横浜市中区弁天通1-10、代表清算人渡邊満久氏)は、3月7日に横浜地裁より特別清算開始命令を受けた。

 当社は、1951年(昭和26年)7月に設立された貸ビル業者。60年以上の業歴を持つ業者として「大宗ビル」の名称で展開し、当社グループは一定の知名度を有していた。過去には都内だけでなく横浜市内の一等地に10棟を超えるビルを所有するほか、駐車場も相当数所有し、92年3月期には年収入高約63億6100万円を計上していた。

 バブル全盛時には、豊富な不動産を背景に金融機関から資金調達して財テクにも注力。91年3月期末時点で約2757億円の借入金を有していたが、バブル崩壊後はこれが裏目に出て、借り入れ負担が重荷となり、資金面は厳しい状況が続いていた。

 その後、金融機関が有する当社向け債権の大半は外資系サービサーに譲渡される一方で、都内の社有不動産をオフィスとして一般企業に賃貸して一定の収入を得ていた。この間も所有不動産の売却を続けるなか、2017年12月25日の株主総会の決議により解散していた。

 負債は現在調査中。

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