ベイスターズが「野球普及」に全力を注ぐ意味(東洋経済オンライン)



10/14(日) 11:00配信

東洋経済オンライン

 これまでもこのコラムでは、NPB球団の野球普及活動を取り上げてきた。各球団の危機意識はかなり強い。今回は、セ・リーグの横浜DeNAベイスターズの普及活動を取り上げたい。

この記事の写真を見る

■幼稚園、保育所、小学校で年間200カ所の訪問活動

 9月初旬、横浜市磯子区の岡村幼児園に、ベイスターズのマスコットをあしらった車、スターマン号がやってきた。

 園庭で、1歳から5歳まで153人の園児に対してベイスターズのマスコット、DB.スターマンとオフィシャルパフォーマンスチームのdianaは、準備体操を兼ねたダンスを指導。その後は年長組を対象にした野球教室を行った。

 ゴロを拾ってネットに投げ入れるゲーム、ティーバッティング、最後にベイスターズの球団歌でダンスを踊って約1時間のプログラムが終わった。子どもたちはスターマン号の前でDB.スターマンとともにカメラに収まり、オリジナルノートをもらって大満足だ。

 岡村幼児園の女性職員は、「横浜ですから、ベイスターズのファンは多いですね。子どもたちもワクワクしていましたし、私も楽しかったです。これからもぜひお願いしたい」と語った。

 幼児だけでなく小学校での訪問活動も活発だ。

 横浜市保土ヶ谷区の坂本小学校では、授業時間を活かして小学校1、2年生に野球教室を行った。こちらは、体育館で島田直也、大原慎司などの元選手とスタッフが指導をする。準備体操の後、ティーバッティング、ボール投げ、3つのティーに置かれたボールを投げて落とす的当てゲームが行われた。授業の1コマにあたる45分間フルで体を動かし、子どもたちは上気した顔でコーチたちにお礼を言って体育館を後にした。この授業が1回の訪問で3コマ行われる。

 担任教諭は、「投げるという動作は、体の向きとか体重移動とか難しいですが、本物の方たちに学べたということが自信になってくると思います。この秋から1年生はボール投げの授業が始まるので、いい導入になりました」と語った。

 昨年、横浜DeNAベイスターズは幼稚園・保育所で93カ所、小学校で86カ所の訪問活動を行った。今年の目標は幼稚園、保育所と小学校でそれぞれ100カ所の合計200カ所。これはNPB球団の中でも最多だろう。

【関連記事】

Related Post



コメントを残す