片づけがヘタな人ほど企画書が通らないワケ(東洋経済オンライン)



8/20(月) 15:00配信

東洋経済オンライン

主にビジネス書作家のデビューを支援するフリーの出版プロデューサーである亀谷敏朗氏による連載「伝わる文章術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

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 世の経営者はとにかく忙しいものです。社長や役員が、企画書や提案書に注意を向ける時間は数秒くらいでしょう。企画書や提案書は、その短い間に社長や役員の心をつかまなければなりません。

広告はキャッチコピー1行で勝負が決まるといいます。企画書も同じです。前回の「ダメな企画書を作る人に足りない視点と習慣」では、エグゼクティブ・サマリー(事業計画書の要約として、短時間でビジネスプランの要点をまとめたもの)について触れました。

 企画の成否は、エグゼクティブ・サマリーのでき具合によるところが大きい、という話をしたわけですが、実はエグゼクティブ・サマリーでも一番大事なのは「ヘッドライン」であると主張する人もいます。こうした主張は、特に外資系企業の人に多いようです。

 ヘッドラインとは、書籍でいえばタイトル、新聞や雑誌記事でいえば見出しに当たります。

 よいヘッドラインの条件とは、企画や提案の内容がヘッドラインの1行(ワンフレーズ)に的確に示されていることです。つまり、このヘッドラインを読む1秒間で相手に伝わる情報が、最も重要なのです。この部分だけで何の企画であるかが把握できたなら、その企画案は一歩実現に近づくということになります。

■頭の中をワンフレーズで整理するには

 しかし実際には、長年温めている企画といえども、1秒で相手に伝わるワンフレーズにまとめることはそう簡単ではありません。そのためには頭の中にあることを整理整頓して、過剰なもの、不要なものを思い切って捨てることが肝心なのですが、企画のよさをアピールしようと思うと、つい、いろいろなことを盛り込みたくなります。

 本稿のテーマを例にとって述べましょう。今回のテーマでもあれこれと突っ込んでしまうと、こんな風なワンフレーズとなります。

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