新常識!やせるには「カロリーの質」が大切だ(東洋経済オンライン)



8/13(月) 8:00配信

東洋経済オンライン

巷には「ダイエットに効く食事」に関する情報があふれかえっている。これらのほとんどは個人の経験談だったり、論文が1~2つあるだけだったりと、科学的根拠(エビデンス)が弱いものばかりだ。
最新の膨大な研究論文を基に、科学的根拠に裏付けされた「食の常識」を伝える『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を上梓したUCLA助教授の津川友介氏に、きちんとした科学的根拠のある「ダイエットに効く食事」を解説してもらう。

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■カロリーの「量」と同じくらい、その「質」が重要

 日本では「糖質制限ダイエット」が流行っている。「炭水化物さえ減らせばいい」というのはシンプルで魅力的な方法であるものの、実は糖質制限ダイエットは必ずしもやせる食事ではない。炭水化物の中にも、「太る炭水化物」と「やせる炭水化物」があるからである。

ハーバード公衆衛生大学院の研究者たちは、食事でダイエットしようとしている人たちがカロリーにばかり注目していることに警鐘を鳴らしている。最新の研究(2014年の論文、2018年の論文)によると、ダイエットにとって摂取するカロリーの「量」と同じくらい重要なのは、その「質」であるという。つまり、重要なのは、何キロカロリー摂取するかだけでなく、それをどのような食品でとるかだ、ということである。

 食事は大きく分けて、たんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質の3つに分けられる。たんぱく質と炭水化物は1gあたり4キロカロリーであるのに対して、脂質は1gあたり9キロカロリーもある。同じ重さでも脂質のほうが2倍以上カロリーが高いので、ダイエットのために摂取カロリーを減らそうと思ったら脂質の量を減らすのが一見すると合理的であるように思える。

 この考えを基に、昔は食事の中の脂質の量を減らす(低脂質食)ことでダイエットができるのではないかと考えられており、実際にそのようなダイエットが行われていた時代がある。

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