自分は「売れる商品」かを見極める4つの質問(東洋経済オンライン)



もはや会社には頼れない時代、自分のキャリアをすべて会社任せにするのは危険すぎる。60歳定年の引き上げも秒読み段階に入り、生涯現役時代が現実のものとなりつつある今、いかに満足度高く、自分本位に働ける場を確保していくかは切実な問題だ。そこで必須なのが「あなたという商品づくり」であると、『「あなた」という商品を高く売る方法』を書いたマーケティング戦略アドバイザーの永井孝尚氏は指摘する。

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 ──そもそも多くの人が、自分を商品と考え「自分という商品づくり」に取り組む前の段階なのでは。

 そうですね。あくまで僕の感覚ですが、9割以上の人が自分の商品力というものを考えていないんじゃないでしょうか。でももっと自分本位に動くべきです。自分本位は別に悪いことじゃない。もっとわがままになって、自分の商品力を高めることに取り組んだほうがいい。仕事が人生の大きな部分を占めるのは事実だし、自分が自立してその商品価値を把握し、自分の世界を築いていければ幸せじゃないですか。そこで、マーケティング戦略の考え方を応用した自分の商品価値の高め方をお伝えしようと、この本を書きました。

■究極の目標は、戦わずして勝つことだ

 ──自分という商品づくりの出発点は、誰もやっていない自分の好きなことをすることだ、と。

 そう、競争を避けて好きなことをする。好きなことって時を忘れて夢中になり、知らぬ間にそれが強みとなり、さらに強化されて気がつくと誰もかなわないレベルになっていたりする。「みんなと同じでなきゃ」とか「仕事で好きなことしていいの?」という定型的な考え方を捨てる。今やニーズは多種多様。細分化されたニーズに特化すればライバルはいなくなり、競争は避けられる。あなたを必要とする人は必ずどこかにいます。

 実は、競争しないことは最高の競争戦略。究極の目標は戦わずして勝つことです。最初の段階こそ競争は避けられませんが、まず範囲を絞って一番を目指すこと。戦う範囲を課内や部内に狭めて、この分野でキミは一番って地位を勝ち取る。

 もう一つは狙う範囲を絞る。経理部で原価管理ならキミが一番、宣伝部ならコピーづくりはキミが一番、この製品の営業ならキミが一番というような。これをだんだん増やし広げていく。部署の枠を超えていくのでもいいし、原価管理だけでなく管理会計もわかる、でもいい。一製品から、さらにこの製品群なら任せてください、でもいい。最初の強みの芽を育て、広げ、増やしていけばいい。

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