最新版「本当に就職に強い大学」ランキング(東洋経済オンライン)



7/14(土) 7:00配信

東洋経済オンライン

 文部科学省の集計によると、2018年卒の大学生の4月1日時点における平均就職率は、前年同期を0.4ポイント上回る98.0%。集計開始以来、最高値更新が続き、大学生の好調な就職環境を裏付ける。

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 もっとも、この文科省の公表値は、実態より高い可能性がある。なぜなら、調査対象大学が800校近い大学のうち、設置者・地域などを考慮して抽出された62校であることに加え、「就職希望者に対する就職者の割合」で算出されているからだ。

 ベースとなる就職希望者は、就職課やキャリアセンターなどが把握している学生であり、届けを出さずに就職活動を行っている学生は含まれていない。そうした層の中で就職できなかった学生は、就職率の算出に反映されないのだ。

 こうした状況を鑑み、大学通信は、より実態に即した就職状況を把握するため、卒業生から大学院進学者を引いた学生に対する就職者の割合を算出した、「実就職率」(就職者数÷(卒業者数―大学院進学者数)×100で算出)を、就職力の指標として採用している。

 調査対象は医学科と歯学科の単科大学を除く全大学で、その最新版である2018年卒の実就職率のデータがまとまった。7月12日時点で553校から回答があり、平均実就職率は88.6%。575校を集計した前年を1ポイント上回った。実就職率はここ数年右肩上がりで、大学生の好調な就職状況を示しているが、文科省の就職希望者を分母とした就職率よりも低い数値になっている。

■就職希望者以外も含む実就職率で算出

 では、好調な大学生の就活環境が続く中、個別大学の状況はどうなっているのか。今回は、比較的大規模といえる卒業生1000人以上の大学を対象にして実就職率ランキングをまとめ、その上位150大学を掲載する。

 1位は2年連続となる金沢工業大学だ。社会的な価値を持つ研究課題を発見し、具体化を進めるプロジェクト型実践教育を柱に据える同大学は、高い教育力と研究力が実就職率に現れている。

 2位も昨年と同じ福井大学。卒業生1000人以上で複数の学部を持つ国公立大の中では10年連続のトップだ。卒業生の3年以内離職率の低さが特徴で、2016年に同大学が行った調査によると、2013年卒生の3年以内の離職率は9.2%で、全国平均の31.9%を大幅に下回っている。

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