「GAFA」は世界をどのように創り変えたのか(東洋経済オンライン)



7/13(金) 14:00配信

東洋経済オンライン

 ウォールストリートでは、「GAFA(ガーファ)」や「FAANG(ファーング)」などといった言葉が流通する。「GAFA」はテクノロジーの巨人であるGoogle、Amazon、Facebook、Appleの頭文字をまとめた言葉で、「FAANG」はNetflixの「N」が追加された場合の呼び方だ。

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 これらの企業によって、コミュニケーション、金融、健康、購買、知識、教育、そしてエンターテインメントが支配され、我々の生活を大きく変化させてきた。しかも、意識せず、当たり前のように、あるいはいつの間にか変化し、もはやそこから逃れられなくなっている我々にハッとさせられるのだ。

東洋経済新報社から日本語訳として出版される『the four GAFA – 四騎士が創り変えた世界』は、世界のビジネススクール教授100人にも選ばれたスコット・ギャロウェイによる著書。同氏はニューヨーク大学スターン経営大学院教授で、MBAコースにおけるブランド戦略とデジタルマーケティングの教鞭を執る。また、9回もの起業を経験するシリアル・アントレプレナーでもある。

■ギャロウェイ教授の言語化能力が凄い

 同書では、テクノロジー企業が操る我々人間の「感情」や「本能」にフォーカスし、この20年間、我々がいかに翻弄されてきたのかを著している。ここに書かれていることは、現代我々が普通に生活している中で浸かっているテクノロジーの裏側に迫るものだ。

 筆者は7年間アメリカ西海岸で生活し、GAFAの影響が最も顕在化してきた時期を目の当たりにしてきた。そのため、『the four GAFA – 四騎士が創り変えた世界』のページをめくるたびに、深層心理で気づいていたことが、次々に言語化されていくような感覚を覚えた。

 アマゾンはアメリカだけでなく、日本でも、もはや生活の買い物インフラとなった。いかに楽に必要な物を手に入れるかが重要となった。しかし、日々アマゾンを利用する中で、最近になって抜け落ちている要素があることがあると気づいた。

 それは「価格が安いからアマゾンを使う」という判断基準だ。

 もともと、アマゾンは、一般的な小売店や他のオンラインストアより同じものが安く買えるというイメージを持たれていたはずだ。しかし周りの小売店やオンラインストアが駆逐される中で、アメリカ生活においては、いつの間にか、まともに必要な物が見つかる場がアマゾンしかなくなっていた。

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