40代がなぜ「トライアスロン」で勝てるのか?(東洋経済オンライン)



6/2(土) 6:00配信

東洋経済オンライン

 世界でもダイビングの島として有名な宮古島。4月下旬に開催された「全日本トライアスロン宮古島大会」で優勝したのは45歳のニュージーランド人男性だった。

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 スイム3キロメートル、バイク157キロメートル、ラン42.195キロメートル、総距離202.195キロを走破するレースは、若者でなければ完走できないと思ってしまう。しかしトライアスロンは、ほかのスポーツとは異なる。このスポーツは「体力とともに問題解決能力も問われる」という。

 大会資格は19歳から65歳までの健康な男女とあるが、体力のある、20代や30代を抑えて40代がトップを勝ち取ったのには、理由がある。

■ビジネスに通ずるトライアスロンで培った能力とは? ! 

 多くのビジネスパーソンや経営者を見てきたが、やはりできるビジネスパーソンは、健康管理ができている。成人病とは無関係なように、シャープなスーツを着こなす。

 「あれだけ多忙なのに、どこに運動する時間があるのだろう」と首を傾げてしまうが、ある外資系企業に勤務する男性は、「どんなことがあっても、仕事前に1時間はプールで泳ぐ」と言っていた。ということで、40代、50代のトライアスロン出場者に、ビジネスに役立つトライアスロンスキルを聞いてみた。

 トライアスロン歴12年の真っ黒に日焼けした40代男性は、「僕は、海ではなかなか進まない。プールでは得意なのですが、やはり外的要因に弱いかもしれませんね。波は、不規則にくるので、その波にどう対処していくかが、問題ですね」とスイムを分析した。

 問題解決は、仕事でもスポーツでも同じだ。ほかのスポーツでも問題解決は必要だが、瞬発力のいるスポーツでは、試合中に考え、改善することは簡単ではない。その点、トライアスロンは10時間前後の競技時間内に解決しなければ、先に進めないのだ。

 「200キロ以上も泳いだりバイクに乗ったり、走ったりして入れば、必ずと言っていいほどトラブルが起きます。

 そこであきらめるのではなく、そのトラブルをどう処理するのかが求められる競技なので、ただ体力があればいいというものじゃありませんね」と付け加えた。

 また「完走できないかもしれないという不安」があると、そんな気持ちでは、本当に完走できなくなってしまう。そこで自分自身の気持ちをコントロールするという。

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