「使いかけの化粧品」を買う今どき女子の事情(東洋経済オンライン)



 昨今、若者の「ファッションやメーク」に関する消費行動が大きく変化しています。

 ここ数年、オンラインショッピングの定着やインスタグラムといったSNSの急伸、そしてメルカリなどのフリマアプリの普及があり、若者のファッション・メークに対する意識、消費の仕方や価値観などが大きく変わってきているのです。

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 おそらく売り手側もこの急激で複雑な変化にキャッチアップできていないケースも多々あるのではないでしょうか。

 実際、多くのアパレル会社や化粧品会社から私のところに、「特に店頭での若者への購買促進が非常に難しくなってきた」という悩みや仕事の相談がたくさん寄せられるようになっています。

 こうした若者たちのリアルについて、現場研究員たちがレポートしてくれます。

■「売ること」前提でモノを買う

 近年、メルカリをはじめとするフリマアプリの流行によって、若者の買い物の仕方が大きく変化しています。お店で試着して「いいな」と思った商品をその場で買う前に、メルカリで安く売られていないかチェックするのは、もはや常識です。

 今回は、そんなフリマアプリの流行によって生まれた若者の買い物の仕方の変化を、事例とともに紹介します。「若者はモノ消費よりもコト消費」や「若者の消費離れ」などと言われていますが、フリマアプリの中で若者はどんなものにおカネを使っているのでしょうか。

 ① ブランド物を買うときは、「売ること前提」で選ぶ

 都内私立大学に通うAさんは、ファッションや音楽などの流行はとりあえず押さえておきたいタイプ。最近はストリート系の要素を盛り込んだファッションにハマっているそうだ。そんな彼が購入する服は、月に10着以上。学生にしては多めだが、特に目を引くのはその半分ほどはフリマアプリ経由ということだ。

 「フリマアプリを使い始めてから、売ることを前提に買うようになったから、ブランドロゴが目立つデザインの服を買うようになった」と言う。いったいどういうことなのだろうか。

 Aさんは、昨年「ルイ・ヴィトン」とコラボした「Supreme」のボックスロゴTシャツを約2万円で購入したそうだ。「以前はTシャツで2万円の商品なんて高くて買えなかったけど、今は着なくなったらフリマアプリで割と高値で売れることがわかってるから、躊躇なく買えた」と言う。

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