グーグル、アップル、LINEの製品に差は? 初心者向けケース別こだわりスマートスピーカー10機種(日経トレンディネット)



 テレビCMや家電量販店、ショッピングモールなどの店頭で、グーグルの「Google Home」やLINEの「Clova WAVE」といったスマートスピーカー(AIスピーカーとも呼ばれる)を見る機会が増えてきた。アマゾンの「Echo」は招待制で販売中。さらに、ソニーやオンキヨー、JBLなどの他メーカーも、グーグルやアマゾンのサービスに対応した独自のスピーカーを販売している。

【関連画像】グーグル、アップル、LINEの製品に差はあるのか? 初心者向けスマートスピーカー10機種

 この春に、1台買ってみようかなと思っている人もいるだろうが、短期間の間に製品の数が一気に増えて、把握しきれていない人も多いだろう。そこで今回は、そもそもスマートスピーカーとはどんな製品で、どの機器を買えば良いのかを紹介しよう。

〇音質で選ぶGoogleアシスタント対応スピーカー

・お試しに最適な「Google HOME」「Google HOME mini」

・防水かつポータブル「JBL LINK 10」「JBL LINK 20」

・高音質な防滴モデル ソニー「LF-S50G」

・棚に置くことを想定 オンキヨー「G3 VC-GX30」

〇LINEと連携する「Clova」は手ごろな価格の2モデル

・音声で家電をリモコン操作できる「Clova WAVE」

・デザインとLINE通話が魅力 LINE「Clova Friends」

〇アマゾンのサービスを使うなら「Alexa」対応モデル

・アマゾンから発売された標準モデル「Amazon Echo」

・AlexaとDTS Play-Fiの二刀流 オンキヨー「P3 VC-PX30」

〇スマートスピーカー入門、ずばりお薦めモデルは?

●グーグル、アップル、LINEの製品に差はあるの?

 おさらいになるが、スマートスピーカーの基本的な機能は、ユーザーがスピーカーに話しかけると、ネット上の音声アシスタントがその音声を分析し、対応する結果を返すというものだ。今日のニュースをたずねれば、音声でニュースを読み上げるし、「○○な音楽を流して」と言えば定額音楽配信サービスから最適な曲を流してくれる。もちろん、話しかけた内容に対して、ウィットに富む、楽しい答えを返してくれることもある。

 なお、スマートスピーカーは内蔵のWi-Fiを使って、自宅などのインターネット回線につながり、各種の設定はスマートフォンのアプリで行う。このため、自宅などで使うときには、ネット回線とWi-Fi環境、スマートフォンが最低限必要だ。

 現在、日本のスマートスピーカー市場では、異なる音声アシスタントを提供する3陣営が競争している。グーグルの「Googleアシスタント」、LINEの「Clova」、Amazonの「Alexa」だ。

 3社の違いは音声認識の精度や利用できるサービスなど。定額音楽配信で音楽を聴く、ニュースを聞く、スマート家電を操作する、Bluetoothスピーカーとして使うといった機能はほぼ同じだが、会話の内容や情報の提供元、合成音声の聞き取りやすさ、利用できる定額音楽配信などで違いがある。

 大まかに特色を上げるなら、グーグルのGoogleアシスタントはもともとAndroidやiPhoneなどスマートフォン向けに提供してきたサービスなので、音声認識の精度や合成音声の聞き取りやすさに優れ、交通経路検索などスマートフォンで当たり前に使ってきた機能が多く使える。

 LINEのClovaは、家族にLINEのメッセージを送受信したりLINEの音声通話で発信したりと、家族内のコミュニケーション機能に重点を置く。アマゾンのAlexaは実際にアマゾンで買い物ができる。

 なお、Googleアシスタントは「Actions on Google」対応アプリ、Alexaは「スキル」で他社製のサービスを追加することも可能だ。レシピ検索やグルメ情報、英会話学習などのサービスがある。

 現状、Googleアシスタントは自社サービスの情報の蓄積を強みとした検索、Clovaはコミュニケーション、Alexaは買い物と、開発した会社の強みを色濃く反映したサービスが利用できるようになっている。スマートスピーカーを購入するときは、自分がよく使う機能やサービスを参考に、3社のどれかを選ぶといいだろう。

 ただ、これらの音声アシスタントは始まったばかりで、まだ検索の品質が低かったり、利用できるサービスが少ない機能も多く、各社とも継続的に改良を続けている状態だ。スマートスピーカーの購入を考えている人は、すぐに役立つ製品ではなく、今後成長する機器として無理のない価格の製品を選ぶことをお勧めする。

●すぐ今買えるスマートスピーカーは?

 現在、気軽に購入できるのは、グーグルのGoogleアシスタントとLINEのClovaに対応する製品だ。両方とも大手量販店やオンラインショップで販売しており、6000円台の低価格モデルもある。一方、アマゾンのAlexa対応製品はアマゾンのストアで招待制の販売となっている(2018年2月末時点)。購入を申し込んでも、招待が来るまで時間がかかるだろう。

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