Kissがついにミラーレスに キヤノンがカメラ新モデル(日経トレンディネット)



 キヤノンは2018年2月26日、エントリーユーザー向けのレンズ交換式デジタルカメラ「EOS Kiss M」を発表した。Kissブランド初のミラーレスカメラで、約387g(黒の場合)の小型軽量なボディー、シンプルで扱いやすい操作性、新映像エンジン「DIGIC 8」による高速連続撮影や4K動画撮影機能などが特徴だ。

【関連画像】キヤノンのレンズ交換式デジタルカメラ「EOS Kiss M」。Kissブランド初のミラーレスカメラだ。ボディーのみのモデルと、4種類のレンズキットを用意する

 映像素子はAPS-Cサイズの約2410万画素のCMOSセンサー。背面の液晶ディスプレーはタッチ操作に対応した3型バリアングル液晶で、EVF(電子ビューファインダー)も備える。本体色は黒と白の2種類。それぞれボディーのみのモデルと、レンズが付属するレンズキット4モデルを用意する。3月下旬発売で、実売価格はボディーのみで7万4000円前後、レンズキットは標準ズームレンズが付属するもので9万円前後からとなっている。

 キヤノンでは、エントリーユーザーがカメラに求めているのは小型軽量さ、簡単な操作、手ごろな価格、高性能・高画質といった要素だとしており、EOS Kiss Mはそうした要望を満たし、No.1シェア獲得を目指す戦略モデルと位置付けている。

 キヤノンのKissシリーズと言えば、エントリーユーザー向けのデジタル一眼レフカメラとして絶大な人気を誇るシリーズだ。そのKissシリーズがミラーレスカメラになったことで、レンズ交換式カメラ市場において一眼レフカメラからミラーレスカメラへの移行が進むことになりそうだ。

シンプルな操作で多彩な撮影ができる

 レンズマウンドは同社のミラーレスカメラ「EOS M」シリーズと同じキヤノンEF-Mマウントを採用する。内部にミラーを持たないため小型で、重さも387g(黒の場合、白は390g)と軽いのが特徴だ。従来のエントリーモデルである「EOS Kiss X9i」はキヤノンEFマウントを採用する一眼レフカメラで重さは532gあり、それに比べて小型軽量になっている。EOS MシリーズのEVF搭載モデル「EOS M5」の427gと比べても軽い。

 操作がシンプルなのも特徴で、モードダイヤルやボタン類の配置を工夫して片手でも操作しやすくした。画質、撮影機能、動作速度などを大きく左右する映像エンジンには新たに開発したDIGIC 8を搭載し、画質が向上したほか人間の顔を検出してその瞳に自動的にオートフォーカスできる機能や、最高秒間約10コマの連続撮影機能、逆光でも人の顔を自動的に明るく調整できるAE(自動露出機能)などが特徴となっている。

 このほか静かに撮影できるサイレントモード、流し撮りモードなども備える。4K解像度での動画撮影に対応し、4K動画からの静止画の切り出しや、コマ撮りのように一定間隔で撮影する4Kタイムラプス動画撮影もできる。パソコンを使ったリモート撮影にも対応。通信機能はBluetooth、Wi-Fi、NFCに対応し、撮影しながら画像をスマートフォンに送信したり、撮影した画像をペアリングしたパソコンに自動送信したりする機能などを備える。

(文/湯浅英夫)

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