重いけど楽しい! スマホでぶれない動画を撮るには?(日経トレンディネット)



 「スタビライザー」と呼ばれるツールをご存じだろうか? カメラを取り付け、手持ち撮影時の手ぶれを抑えて、映画のような動画を撮るためのものだ。もともとはプロ、セミプロ向けのツールだったが、最近はぐっと身近になってきた。しかも、スマートフォン向けの製品まで登場しているのだから興味津々だ。

【関連画像】セットできる端末は最大で幅84.8mm、厚さ8.4mmだ

 僕自身、ビデオカメラを持ってはいるのだが、もう10年以上、新しい製品を購入していない。だいぶ前からデジカメの動画撮影機能で満足し始めていたし、近年はスマートフォンによる動画撮影が当たり前になってしまった。気付けばビデオカメラで動画を撮影することはほとんどなくなっている。最近では、スマートフォン以外で動画を撮影するのは、全天空カメラやアクションカムを使うときくらいだ。

 だから、そろそろスマートフォン向けのスタビライザーを試してみたいと思っていたところ、タイミングよくDJIが新製品をリリースした。新モデル「OSMO MOBILE 2」は、僕自身も初めて使うスタビライザーなので、今回は「入門編」として読んでいただきたい。僕と同じように「興味はあるけどまだ買っていない」という人は多いはずなので、実際に使ってみて分かったスタビライザーの実情もお伝えしたいと思う。

振動を吸収する3軸のセッティングが面倒

 さて、OSMO MOBILE 2は、スマートフォンに取り付けるスタビライザーだ。端末を取り付ける部分には軸が3つあって、垂直・上下(ティルト)、水平・左右(パン)、回転(ロール)に対応している。振動が加わっても、内蔵センサーで電子制御された3つの軸が自在に動いて揺れを吸収するのでぶれないわけだ。

 例えば、目の前の道を撮影しながら歩いているとしよう。スマートフォンで撮影していると、手が上下に揺れたり、角度が変わったりするので映像には“歩いている感”が出る。最近はスマートフォンの手ぶれ補正機能も進化しているので、細かい手ぶれはほとんど気にならなくなったが、それでも階段を上ったり、段差を乗り越えたりすると、さすがに段差を感じる映像になる。ところが、スタビライザーを使うと、段差をまったく感じさせない映像が撮れてしまう。

 手元に届いて、早速セットしてみたのだが、これが予想以上にに面倒だった。スマートフォンの取り付け自体は簡単で、スマートフォンを挟んだら背面のツマミを回して固定するだけだ。取り付けるスマートフォンの方向は縦横どちらにも対応している。

 問題はここからで、スマートフォンが3つの軸の中心になるようにロール軸の位置を調節する必要があるのだが、これが結構面倒で、数mmのずれでバランスが取れない。クイックスタートガイドとFAQは日本語化されているが、取扱説明書は英語版しかないのも不親切だと思う。

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