高級コンパクトデジタルカメラはキヤノンとソニーの二強対決!?(日経トレンディネット)



 今回はヨドバシカメラ新宿西口本店に高級コンパクトデジタルカメラ(高級コンデジ)の売れ筋を取材した。コンパクトデジカメの売れ方について、同店マネージャの秋田谷博規氏は「高級モデルの伸びが目立っていますね。スマホでは難しい高画質や望遠機能を備えているもの、あとは防水。それらの方向で特化した機種が売れています」と語る。コンパクトデジカメ全体でみると、スマホによる売れ行き減の流れは止まっているという。そのうえで同店の直近の売れ筋ランキングをみていこう。

【関連画像】キヤノン「PowerShot G7 X Mark II」。撮影モードと露出補正のダイヤルが2段式となっている

 6万円超のハイスペックモデルで埋まる、象徴的なランキングとなっていた。とくに2位と3位は10万円を超えるハイエンドクラスだ。また、メーカー別にみると「今はキヤノンとソニーの2強に近い状態になっていますね」という特色もある。モデルごとの人気の理由は次のページから追っていこう。

※なお、写真や文章で掲載している価格は、2018年2月13日14:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

全方位で優秀な「G7 X Mark II」、ハイエンド志向の「RX100 V」

 同店で現在一番人気となっているのは、キヤノンの「PowerShot G7 X Mark II」。1.0型センサーとF1.8-F2.8のレンズを搭載するモデルで、2016年4月の販売開始から安定した支持を得ているという。

「ハイレベルなところでバランスがとれているのが特徴です。キヤノンのひとつ上になるとボディーが大ぶりになりますし、ひとつ下になるとチルトモニターがなくて自撮りに不向きとなります。ラインアップ的にちょうどいいのがコレということになります」

 そのうえでカスタム性の高さが好まれているそうだ。「デジタル一眼に近い操作系を備えていて、絞りやシャッタースピードを細かく調整しながらきめの細かい絵づくりができます。そのうえで、価格がある程度落ち着いて6万円ちょっとになっているのも大きいですね」

 拮抗して人気があるのは、2位のソニー「Cyber-shot RX100 V」だ。RX100はIからVまで現行で売られており、シリーズ全体で高級コンデジの定番となっている。そのなかでも、4K動画の撮影や秒間約24コマ連写が可能な最上位のVが直近の売れ方では抜けているとのこと。

「RX100は高級コンデジ市場を確立した『立役者の一人』で、初代やIIから乗り換えるという需要も生まれています。そこで候補になるのがIIIとVです。IVも4K動画が撮れて、CMOSセンサーが裏面照射式から積層式になるなど進化点がたくさんありますが、Vとの価格差が薄いので『それならVにしようか』となることが多いんですよね」

 IIIもランキング4位に入っており、シリーズ内ではVと僅差の人気を誇っている。こちらは4K動画やVほどの高速連写は不要という人によく選ばれているという。「価格的にもPowerShot G7 X Mark IIのライバルとなっているのはIIIのほうだと思います」

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