「何が食べたい?」と聞かれたときの最適解(日経トレンディネット)



「和食が食べたい」で本当にいいの?

 みなさんは「何が食べたい?」と聞かれて返答に困ることはないだろうか。私もこの返答にはいつも悩まされる。そして困った揚げ句「和食が食べたい」とか、「中華の気分」とか、「洋食かなあ……」などと答えてしまう。そうした返答は、その料理の発祥地や非常に大ざっぱなカテゴリーを表していることが多い。

【関連画像】「あっさり」「辛い」「濃厚」に頻出する料理ジャンル

 よくよく考えてみると、自分が今求めている料理の気分を、発祥地や大きなくくりで伝えるのは間違っているのではないか。和食や中華……と答えた自分の本当の欲求は何なのか。もし、その欲求を的確に表現できれば、料理の選択肢が広がり、よりいっそう食べたいものに出会えるのではないか――。

 そこで今回は「和食」「中華」「洋食」などの料理ジャンルに対する投稿コメントを分析し、食べたい者を発祥地で答えた時の真の欲求を探ることで、本当に食べたいものに出会うための「最適解」を導き出そうと思う。

 一生でしっかり食事ができる年齢を80歳までとすれば、1日3食ならその回数は約9万回。朝食を抜くと約6万回。今40歳なら食事できるのは残り3万回しかない。貴重な食事の機会と人生を極力無駄にしないよう、1度でも多く素敵な料理と出会ってもらいたい。そのための参考にしてほしい。

●和・洋・中、各ニーズを分析してみた

 今回も前回(「前年比406%、SNSで激増する『ポテサラ投稿』の真相」参照)と同様、SARAHに集まった投稿をテキストマイニングすることにより、「和・洋・中」それぞれのコメントに関する頻出ワードを調べてみた。その結果が以下の表だ。

 まず、全体を見てみると「旨味」「甘み」「濃厚」「あっさり」「コク」「辛い」などテイスト(=味、味わい、風味)を表すワードが多く並ぶ。例えば「中華」と答えた人の欲求は「辛い」「辣(らつ)」「熱々」といったワードに特徴が表れているが、そうしたテイストを満たしていれば、本当は中華以外の料理ジャンルでもいいのかもしれない。では、もう少しジャンルごとに踏み込んで探ってみよう。

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