2018年のヒットメーカーは『劇場版コード・ブルー』の増本氏、ゲストに女優の新木優子さん、馬場ふみかさんも(日経トレンディネット)



12/8(土) 8:00配信

日経トレンディネット

「日経エンタテインメント!」誌が選ぶアワード「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー」のグランプリが映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』をプロデュースした増本淳氏に決定し、11月29日に授賞式が行われた。式には同作品に出演した女優の新木優子、馬場ふみかもゲストプレゼンターとして参加し、増本氏とトークセッションを繰り広げた。

【関連画像】フォトレポート:同作品に出演した女優の新木優子さん、馬場ふみかさんもゲストプレゼンターとして参加した

●国内興行収入90億円超のヒットメーカー

 新しいヒット&ムーブメントを生み出したクリエイターを表彰する「ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー」。「日経エンタテインメント」誌が2018年のグランプリに選んだのは、90億円超の国内興行収入をたたき出した映画『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」のプロデューサー、フジテレビの増本淳氏だ。

 『劇場版コード・ブルー』は、映画作品としては本年度のナンバーワン、実写の邦画としては歴代5位の興行収入を記録した作品。増本氏は、2008年に連続ドラマとしてスタートした『コード・ブルー』から第2、第3シーズン、劇場版まで、一貫して陣頭指揮を執ってきた。増本氏の受賞理由について「日経エンタテインメント」の山本信夫編集長は、「どんな病気も治してしまう“スーパードクター”ではなく、若い人たちを主人公に彼らの葛藤や成長を描くことで医療ドラマに新風を吹き込んだ」と評している。

 山本編集長から記念の盾を贈呈された増本氏は、「『コード・ブルー』は11年前に企画し、その後1年かけて取材と、こつこつと作ってきた作品。そんなにヒットしないだろうと思っていたものが、“ヒット作”と言ってもらえたことに驚きと感謝です」とコメント。第3シーズンから番組に参加した横峯あかり役の新木優子、雪村双葉役の馬場ふみかもお祝いに駆けつけた。

プロデューサーが明かした第3シーズン撮影秘話

 写真撮影を挟んで、新木、馬場を交えてのトークセッション。話題は2017年の第3シーズン撮影当時まで遡り、意外な裏話も飛び出した。

 第3シーズンおよび劇場版で自らが演じた横峯あかりについて、新木が「物事を素直に受け取って表に出すキャラクターだなって台本を読んで思いました」と語ると、増本氏が「実は、横峯にはモデル(になった女医)がいる」と告白。「ちょっとでも嫌みな芝居をしてしまうと視聴者から総スカンを食らってしまうような役を、とてもチャーミングに演じてくれた」と絶賛した。

 一方、馬場は「雪村双葉は無愛想な感じだったんですけど、当時は私もドラマに入ったばかりですごく緊張していて……たぶん私も現場で同じくらい無愛想だったのではないかと。自分の姿に近かったのかな」との感想。すると増本氏は「雪村双葉は、もともとはない役だった」と打ち明けた。

 増本氏によれば、横峯役のオーディションを開催した際に新木に初めて出会い、自分の中で「この子かな」と思ったタイミングで馬場の順番になったのだという。「演技の経験もそれほどないのに、芝居に迫力があったんです。このままサヨナラというのは残念だと僕が思ってしまって『何か役を作るからやってもらえないだろうか』というお話をした」。

 また、山本編集長から続編の可能性を尋ねられた増本氏は、新木と馬場に「やりたい?」と話を振った後、「僕自身の中には彼ら(主人公たち)の将来についてのイメージはあるんですけど、出演者、スタッフを含め、番組に関わった全員がやりたいという気持ちになるようなら、つらい現場をご用意する気持ちはあります(笑)」と答えた。もちろん、視聴者も楽しみに待っている。

(取材・文/堀井塚高、写真/酒井康治)

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