据え置き用途のPC、MacBook Pro 13インチが人気のワケ(日経トレンディネット)



 前回の「モバイルPCの売れ筋、トップ5に国内メーカーはゼロ!――ヨドバシカメラに聞く」に引き続き、今回はヨドバシカメラ新宿西口本店にA4ノートを含む据え置き型パソコンの売れ筋を取材した。パソコン専門チーム グループリーダーの軽尾徹也氏によると、最近は据え置き型としてディスプレーが13型クラスの軽量ノートを選ぶ人も増えているそうだ。「このクラスのモバイルノートPCまで据え置き用途で選ぶ人が増えてきている印象があります。基本据え置きとして使いつつ、状況に応じて家のなかでも持ち運んで使えるほうが便利ですしね」

【関連画像】アップル「MacBook Pro 13インチ MPXV2J/A」

 人気ランキングを見ても、据え置き型とモバイルノートの垣根が低くなっていることがうかがえる。

 13.3型液晶を搭載する「MacBook Pro」が2モデルランクインしており、存在感を示している。その一方で、5位に液晶一体型のデスクトップモデル「Inspiron 24 FI47-7NHB」が並んでいるのも印象的だ。軽尾氏は「デスクトップ全体の売れ行きは落ちていますが、コストパフォーマンスの高さや機能性など、ピンポイントで上位に来るモデルはありますね」という。そうした据え置きパソコン市場全体のニーズを探るべく、次のページから個別に売れる理由を見ていきたい。

※掲載している価格とポイントは、2017年10月18日12:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

家置き用として定番化が進む「MacBook Pro 13インチ」

 一番人気となっているのは、アップルの「MacBook Pro 13インチ MPXT2J/A」。約1.37kgと十分に軽いが、外に持ち出すモバイルPCとしての人気は軽量モデル「MacBook Air」に譲るかたちになっており、家置きモデルとしての売れ方が目立っているそうだ。

「ホームモバイルなら、ひとつ上の15インチタイプのほうが大画面ですが、価格が20万円超になるため、13インチタイプが主流になっています。カラーはこれまでのシルバーに加え、スペースグレーも選べます」

 SSD容量が128GB(税込み15万4220円)の下位モデルより、256GBモデル(税込み17万7980円)のほうが売れているというのも、メインパソコンとして使うために大容量を求める傾向が現れているのかもしれない。

 同シリーズの高機能モデルである「MPXV2J/A」も3位に入っている。キーボード上部のファンクションキーが、フレキシブルなタッチ操作に対応する「Touch Bar」に替わっているモデルだ。4万円近く高価になるものの、こちらを好む人も多い様子だ。

「やはり操作してみると便利なので、しばらく試用して決断する人もいらっしゃいますね。ちなみに、大画面の15インチタイプはTouch Barモデルのみとなっています」

 なお、据え置きパソコン全体でのMacのシェアは、Windowsモデルと比べて1:2程度にまで迫っているそうだ。「Windowsが主流であることに変わりはありませんが、WindowsからMacへという流れは珍しくありません。MacからWindowsへという動きはほとんど目立たないことを考えると、着実にシェアを伸ばしているといえますね」

 MacBook Proに挟まれた2位には、デルの大画面オールインワンノート「Inspiron 15 NI45-7NHBBu」が入っている。AMDのGPU内蔵プロセッサー「A10」を採用し、Microsoft Officeや1TB HDD、DVDマルチドライブなどをひと通りそろえたうえで、税込み11万円以下の割安さが人気を集めている。

「余計なアプリもなく、必要なスペックでシンプルに安くまとめたモデルで、王道的な売れ方をしています。濃いブルーの天板も印象的で、お客さんの層に偏りなく売れていますね」

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