赤ちゃんを泣きやませる大型玩具を電子工作で自作!(日経トレンディネット)



Raspberry Pi(ラズパイ)を活用する楽しい作品やアイデアを表彰する「みんなのラズパイコンテスト2017」の受賞作品が、2017年11月1日に発表された。過去最大となる160件の応募が集まり、父親が0歳の息子のために自作したベビー用玩具がグランプリに選ばれた。

【関連画像】図2 技術賞の「製造現場のカイゼン支援ツール『マルチストップウォッチ』」実際の現場で、2年間安定稼働している。

 ラズパイマガジンと日経Linux、日経ソフトウエアが主催する「みんなのラズパイコンテスト2017」は2017年7月10日~9月21日の期間、Rapberry Piを使った電子工作やアプリケーションの作品・アイデアを募集した。4回目となる今年は過去最大の160件の応募が集まった。

 審査委員長を務める青山学院大学の阿部和広客員教授は、「粒ぞろいの作品が並び、技術レベルが確実に上がっている」と、今回の応募作品の全体的な傾向を総括した。個別の作品の傾向としては、「自分が直面している問題を、ラズパイをうまく活用することで解決しようとする作品が目立った」と評価している。

 こうした中で見事「グランプリ」に選ばれたのが、竹井英行さんの「息子の成長を見守るカメラ&泣き止む音楽再生機能付き自作メリー」だ(図1)。今年7月に生まれたばかりの息子があまりに泣くため、気を紛らわすためのベビー用玩具「ベッドメリー」の自作に挑んだことが、今回の応募につながった。

0歳の息子を泣きやませる音楽を鳴らす

 竹井さんの自作メリーは、ラズパイとArduinoを組み合わせている。主に電気回路回りの制御にArduino、音楽や映像の入出力にラズパイと使い分けた。ラズパイ本体には、今回ソニーセミコンダクターソリューションズがコンテストの企画として無償提供した超小型カメラをUSBで接続し、赤ちゃんの様子を連続撮影できるようにした。さらに、イヤフォンジャックにスピーカーを接続し、ラズパイに保存したmp3ファイルを連続再生できる。

 撮影と音楽再生はラズパイの起動と同時に開始するようにスクリプトが登録してある。ただし、電源投入から撮影や音楽の開始まで1~2分かかるため、スクリプト起動時に「ポーン」という音が鳴るようにした。これは、操作に不慣れな奥さんでも音楽がいつ再生するのかを把握できるようにするための工夫だ。音楽の停止やスキップ、メリーの回転も、Arduinoに実装したボタンで簡単に扱えるようにした。

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