4年目を迎え「ギガ2倍」を打ち出したワイモバの狙い 佐野正弘の“日本的”ケータイ論(日経トレンディネット)



8/10(金) 7:00配信

日経トレンディネット

従来の月額料金で通信容量が最大3倍に

 ソフトバンク傘下のワイモバイルが、2014年8月に現在のブランド名でサービスを開始してから4年。現在ではいわゆる「格安スマホ」でトップシェアを占めるに至っている。

【関連画像】ワイモバイルとしては初投入となるシニア向けの「かんたんスマホ」。操作の分かりやすさに加え、トラブル発生時のために「押すだけサポート」も用意。写真は2018年8月1日のワイモバイル新商品説明会より

 そのワイモバイルが、発足4周年を迎えた2018年8月1日、同ブランドの新商品説明会で今後に向けた新たな施策を発表した。事業拡大に向けてサービス拡充を推し進めるワイモバイルの施策の1つが料金プランの変更だ。

 ワイモバイルはこれまで、毎月のデータ通信容量を少なく設定することで、大手キャリア(電気通信事業者)より安い料金プランを提供する戦略を採ってきた。だが、この4年間でデータ通信量が1.7倍に伸びたことを受け、9月1日から主力の料金プランである「スマホプラン」の月額料金はそのままに、データ通信容量を倍増するという。

 また、月額500円(税別、以下同)でデータ通信容量が倍になる「データ容量2倍オプション」も、名称を「データ増量オプション」に変更。これを適用すればデータ通信容量が従来の3倍になる。最も安価な「スマホプランS」の通信容量は3GB、最も容量が大きい「スマホプランL」の通信容量は21GBになる計算だ。

 「スマホプランL」の月額料金は5980円だが、各種割引を適用すると12カ月間は3980円となる。その月額料金で大手キャリアの大容量プランに匹敵する、20GBを超えるデータ通信が可能になるわけだ。

「かんたんスマホ」でシニアを取り込む

 またワイモバイルは今回、新しいスマートフォン端末の投入も発表した。それは、ワイモバイル初となるシニア向け端末「かんたんスマホ」だ。

 かんたんスマホはAndroidをベースに開発された京セラ製の端末で、スマートフォン初心者のシニアでも使いやすいよう、画面下部には「電話」「メール」「ホーム」の3つの専用ボタンを配置。さらにホーム画面も、「カメラ」や「LINE」など、よく利用されるアプリアイコンを並べるなどの工夫が施されている。

 そして、かんたんスマホの最大の特徴が「押すだけサポート」である。これはホーム画面の中央にあるアイコンをタップするだけで、自動的に問題を分析し、解決方法を提示してくれるというもの。提示された方法で問題が解決できない場合は、専用のカスタマーセンターに電話をかけ、オペレーターに質問することもできる。

 ワイモバイルはさらに、60歳以上のかんたんスマホ購入者を対象に、通常10分間までの制限がある「音声通話定額」を、国内通話限定でかけ放題にする仕組みも用意するとのこと。

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