写真を撮れば1秒で査定 メルカリが即時買取サービス(日経トレンディネット)



 フリマアプリ最大手のメルカリは2017年11月27日、フリマアプリ「メルカリ」に新機能「メルカリNOW」を追加した。売りたいものの写真を撮るだけで買取金額が即座に表示され、了承すれば売上金がすぐアカウントに反映されるスピーディーさが売り。通常のメルカリと比べても簡単かつ迅速にモノが売れるメリットを訴求し、利用者層の拡大を狙う。サービスは同日の午後12時から開始しており、メルカリのアプリをアップデートすれば利用できる。

【関連画像】既存のメルカリとメルカリNOWの違い。メルカリNOWは、集荷時の送料や手数料がかからないのがメリットだが、販売額自体はメルカリのほうが高い

●品物を送付する前に売上金が手に入る

 メルカリユーザーを対象にフリマ(フリーマーケット)形式で不要品を販売する既存のメルカリと異なり、メルカリNOWはメルカリ自身が不要品を買い取るのが違いだ。

 買い取りの手順は簡単。メルカリのアプリからメルカリNOWのタブを開き、売りたいもののジャンルやブランド、具体的な商品名を選択していき、最後に写真を撮影するだけでよい。撮影した写真がサーバーに送られると、わずか1~2秒前後で買い取り価格が表示される(査定額は最大2万円)。買い取りを了承すると売買が成立し、売上金が自身のアカウントに入る。売上金はメルカリでの購入に使えるほか、口座に引き出すことも可能。販売価格の10%が手数料として引かれるメルカリでの販売とは異なり、メルカリNOWでは手数料は不要。

 品物は、後日メルカリ宛てに宅配便で送付すればよい。売買成立から2週間以内に発送する必要がある。送付の際の送料はメルカリが負担し、宅配業者が自宅まで集荷に来る。梱包用の箱などは用意されないので、自身で準備する必要がある。

当面は服飾品のみが対象、未成年は利用不可

 メルカリNOWの利用にあたっては、免許証などの本人確認書類を撮影してアップロードする作業が必要。未成年はサービスを利用できない。

 買い取りの対象となるのは服飾品(レディース、メンズ)に限られ、家電製品など服飾品以外は取り扱わない。1日あたりの買い取り枠は先着順で1000万円に限られ、それを超過すると翌日の午前10時まで買い取りを休止する(午前10時に買い取り枠をリセットする)。これらは、今後の利用状況を見ながら拡大する可能性がある。

 買い取りの際、品物の状態を「新品、未使用」「美品(1回以上試用したことがある)」「使用感あり(目立つ傷や汚れなし)」の3段階から選択する。目立つ傷や汚れがあるものは買い取りの対象外となるという。

 買い取りの査定金額は、過去にメルカリで売買が成立した品物の販売価格を参考に設定される。メルカリの担当者は「メルカリNOWを利用するよりは、メルカリで販売したほうが高く売れるのは間違いない。メルカリと並行してサービスを提供するので、ニーズに合うほうを選んで使ってもらいたい」と語る。

 2週間を超えても品物を発送しなかった場合、自動キャンセルとなり売上金が没取される。自身の評価にフィードバックされるほか、今後の査定額に影響が出る可能性もあるという。偽造品や盗品を送付した場合はアカウントを停止するとともに、警察へも通報する。

(文/磯 修=日経トレンディネット)

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