アウトドアに最適、SIMフリーの本格タフネススマホ(日経トレンディネット)



 SIMフリースマホというと、低額なものやカメラ性能にこだわったものなどバリエーション豊かだ。「堅牢性」に特化したスマホも発売されている。

【関連画像】CAT S41(左)とDURA FORCE PRO(右)の正面。画面サイズは両機種とも5型、解像度も同じ1920×1080ドットだ

 2018年3月に登場したオンキヨーの「CAT S41」と京セラの「DURA FORCE PRO」は、どちらも「MILスペック」として知られる米国防総省の調達基準MIL-STD-810Gに準拠しており、防水・防じん、耐衝撃といった性能を備えている。建設現場や製造工場といったハードな作業環境でも使えるタフネスさを前面に打ち出したSIMフリースマホだ。こうしたタフネススマホは、仕事で使う人だけではなく、アウトドアレジャーを楽しむ人などにも適している。

 一方で、操作性やスマホとしての性能はどうなのか。今回は、CAT S41とDURA FORCE PROを試用してみた。

いかつい本体は意外にも持ちやすい

 まずは外見からチェックしよう。CAT S41とDURA FORCE PROはどちらも黒い樹脂素材に覆われている。詳しいスペックは後述するが、厚さはおよそ13mmと、まるでケースを付けた状態のように厚い。

 だが、厚みと素材のおかげでホールド感はとても良い。特にCAT S41は、建設重機のタイヤを彷彿とさせるザラザラとした加工処理のおかげで滑りにくく、とても持ちやすい。

 画面の下には物理的なナビゲーションボタンを搭載。手探りでもクリックできるので操作しやすく、ぬれた手で押してもしっかり反応する。どちらもスリープ中にホームボタンをクリックして画面を点灯できるが、CAT S41ではダブルクリックする必要があり、ポケットに入れたときに誤って点灯するのを防げる。

 microUSB端子とイヤホン端子はカバー付きだ。キャップレス防水のスマホ端末と比べると、カバーを外す一手間はかかるものの、外側の水気を拭き取ればすぐに充電できるのがメリットだ。

 また、両機種とも左側面に独立したボタンが配置されている。主にインターネット経由でリアルタイム通話ができる「IPトランシーバー」の発話ボタンとして用いることが想定されているが、ユーザーが好みのアプリを割り当てて起動させることも可能だ。DURA FORCE PROでは長押しのみ、CAT S41では長押しと短押しそれぞれに割り当てられる。地図アプリや家計簿アプリなど、サッと使いたいアプリを登録すると便利だ。

●DURA FORCE PROはワイド撮影に対応

 アウトカメラの画素数はどちらも1300万画素。DURA FORCE PROは135度のワイド撮影ができる200万画素カメラも備えたダブルレンズ仕様となっている。

 オートモードで屋外の風景を撮影してみると、DURA FORCE PROは見た目通りの色合いや明るさに近い雰囲気で撮れるが、CAT S41はやや暗く、彩度も低めだ。このあたりは、カメラ機能を売りにした一般的なスマートフォンには及ばないところだ。

●両機種のオリジナル機能は?

 ここまでは両機種に共通する特徴だが、続いては独自の特徴をチェックしよう。

 CAT S41には、付属の変換ケーブル経由で他の機器を充電する「バッテリーシェア」機能がある。充電を停止するバッテリー残量を指定できるので、CAT S41自身がバッテリー切れになるのを防げる。

 DURA FORCE PROは電源ボタンが指紋センサーを兼ねていて、画面ロックの解除やPlay ストアの決済などに指紋認証機能を利用できる。ただし、本体がぬれた状態では「センサーが汚れている」として指紋を認識できないことが多かった。

 また、スピーカーがナビゲーションボタンの下に配置されているのもDURA FORCE PROの特徴だ。大音量に対応しているためか音量を上げても音割れしにくく、アウトドアで音楽やネットラジオを再生したいとき、ポータブルスピーカーがなくても手軽に楽しめる。

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