PCケースはパーツが映えるシースルーが人気 売り場直送!家電トレンド便(日経トレンディネット)



 秋葉原にある大型パソコンパーツショップのTSUKUMO eX.で、PCケースの売れ筋を調査した。PCケースは、自作パソコンの見栄えを決める重要なパーツ。最近は強化ガラスをパネルに採用して中が見えるシースルータイプが人気で、売り場の光景が以前の地味なものから、光るケースが並ぶ派手なものに大きく変わった。

【関連画像】TSUKUMO eX.のPCケース売り場

 同店スタッフの石井崚祐氏は「中が見えるケースは昔から透明アクリルパネルを使ったタイプがありましたが、最近はより透過性の高い強化ガラスを採用して、しかも値ごろ感のある製品が目立っています。光るファン、光る基板、他にも光るパーツが増えているので、ビジュアル面でみると自作パソコンは相当派手になってきました。加えて、光学ドライブが使われなくなってきたため、(光学ドライブなどを載せる)5インチベイを省いたケースが増えてデザインの自由度が増しているのも、バリエーション増加に拍車をかけていますね」と話す。

 そのなかで人気を集めているモデルは以下のとおりだ。

 強化ガラスを4面に採用した「Crystal 570X RGB」が2位に入り、透明アクリルを使ったタイプも3~4位に続くなど、中が見えることを重視したケースの台頭が目立つ。一方で、側面に窓のない静音性重視の「Define R5」が一番人気になっているなど、それとはまた別のニーズも見えてくる。そのあたりはモデルごとに人気の理由を掘り下げていけば見えてきそうだ。次のページから追っていこう。

※なお、原稿と写真で掲載している価格は、2018年6月22日11:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

静かで使いやすくコスパも優秀なPCケース

 売れ筋トップに挙げられたのは、fractal designのミドルタワーモデル「Define R5」だ。2014年12月に売り出されたロングセラーモデルで、フロントドアを開くと2基の5インチベイにアクセスできるつくりになっている。側面パネルには吸音材が貼られており、動作音を抑える静音仕様が特徴だ。

 中が見えるケースという最近のトレンドとは違う製品だが、石井氏は「他の需要を吸収しているから総合的に売れている」とみる。「昔から自作パソコンを作っていてPCケースを買い替えるとなったとき、このケースは内部レイアウトのバランスが取れていて割安。静音重視でも、コスパ重視でも、そっと机の下などに置くからあまり目立たないほうがいいという方でも、『コレならいいか』と言わせる魅力があるんですよね」。

●光りもの需要で人気のPCケース

 続く2位は、逆に最近のトレンドをフルに盛り込んだモデルといえる。PCパーツの人気ブランドCorsairの「Crystal 570X RGB」で、左右と前面、上面の4面に強化ガラスパネルを採用している。フロントには5インチベイがなく、光の色や発光パターンを自在に変えられる12cmファンを3連で搭載しているのがポイントだ。

 「Corsairのブランド力と値下がりして2万円切りで買えるようになった値ごろ感から、パソコンを光らせたい人の人気を広く集める存在になっていますね。年末年始も極めてよく売れて、その勢いが今も続いています」

 3位はThermaltakeの「Versa H26」。PCケースとしては安い4180円のモデルで、人気の理由もコストパフォーマンスの高さにあるという。

 「ここ数年で登場した5000円以下のケースでは一番出来がいいです。低価格なケースは内部レイアウトやパーツの固定方法など何かしら使いづらい点が出てくるものですが、Versa H26はそれが少ない。そのうえ左側面が透明アクリルパネルなので、中を見せたい需要にも応えられるなど隙がないんです」

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