カメラが進化 「Galaxy S9+」はどれほど進化したか 戸田 覚のPC進化論(日経トレンディネット)



6/19(火) 12:00配信

日経トレンディネット

 各社から夏に向けてスマートフォンの新モデルが発表された。サムスン電子はハイエンドモデルの新機種「Galaxy S9」シリーズを投入。僕は、昨年のこの時期に「Galaxy S8+」を手に入れて愛用している。「Galaxy S9+」の進化点に注目してレビューしていこう。

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 事前の情報で既に分かっていたのだが、がっかりしたのは外観がほとんど変わっていないことだ。実はサイズは微妙に違う。Galaxy S8+は160×73×8.1mm、173g。Galaxy S9+は158×74×8.5mm、187g。若干だが本体の長さが短くなり、幅が広くなって厚みも増した。誤差程度の違いではある。

 個人的には本体側面の金属部分が本体と同じカラーに仕上げられているのが好みだ。背面はガラスで美しい仕上げだが、現実的にはカバーで隠してしまうことがほとんどなので、側面のほうがよほど目に付く。僕としては、10万円もするスマホをむき出しで使う気にはなれない。Galaxy S9+のように背面もガラスのモデルは滑りやすいので余計にそう感じる。

ディスプレーは非常に美しいがiPhone Xには及ばない

 サムスンは、高級モデルにずっと有機ELを採用し続けており、Galaxy S9シリーズでも継続して採用している。他社との違いが縁の部分がアールを描く曲面ディスプレーであること。これによって、本体がスリムでも表示面積が広くなっている。

 手元にあるGalaxy S8+と比較すると、若干ながら旧モデルのほうがディスプレーが明るく感じた。とはいえ、誤差の程度なので個体差という可能性も少なくない。解像度も同様で、ディスプレーは基本的に同じだと考えてよさそうだ。

 残念なのが、最高輝度にするとディスプレーの美しさでiPhone Xに及ばないこと。元祖有機ELのサムスン製モデルなのだから、ブッチギリで勝ってほしかった。

カメラの進化は素晴らしい

 Galaxy S9+は、1220万画素でF値1.5の標準カメラと、同じく1220万画素でF値2.4の望遠カメラによるデュアルカメラを搭載している。Galaxy S8+はシングルカメラだったので、これは大きな進化だ。また、標準カメラは周囲の環境に応じてF値1.5と2.4の2つのモードを自動で切り替える「デュアルアパーチャー」機能も備えている。Galaxy S9+とGalaxy S8+を撮り比べてみた。

 公園で撮影したところ、Galaxy S8+では真っ白に写っていた空が、Galaxy S9+では青空に撮れていたのにはちょっと驚いた。また、暗い部屋で撮影した画像を拡大すると、Galaxy S9+のほうが明らかにノイズが少ない。ただ、Galaxy S8+でも十分きれいなので、僕としてはそこまでの差があるとは思えなかった。100点だったカメラが110点になった印象だ。

 感激したのはむしろ動画の撮影機能だ。960フレームのスーパースローモーションが撮れる。しかも、画面内に表示されている枠の中で動きを検知すると、自動的にスーパースローモーションで記録できるというもの。スーパースローモーションにしたいような決定的な瞬間は手動で撮るのが難しいだけに、これは素晴らしく実用的な機能だ。

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