au「Netflixプラン」 カウントフリーではない? 佐野正弘の“日本的”ケータイ論(日経トレンディネット)



6/7(木) 12:00配信

日経トレンディネット

KDDIがNetflixと提携、その先の戦略とは?

 5月14日にauのスマートフォン新製品を発表したばかりのKDDIが、29日に再び発表会を開催した。高橋誠氏が新社長に就任して以降、最大規模となった発表会で明らかにされたのは、米Netflixとの業務提携である。同社は定額の動画ストリーミングサービス「Netflix」を世界190カ国以上に展開している最大手であり、アニメやドラマなどのオリジナル作品を制作・配信して日本でも話題になっている。

【関連画像】発表会の目玉はネットフリックスとの提携。ネットフリックスはソフトバンクと提携中だけに驚きがあった。写真は5月29日の「au発表会2018 Summer」より

 実を言うとNetflixは、日本でのサービス開始に当たってKDDIのライバルであるソフトバンクと既に業務提携している。かつてと比べれば結び付きは弱まっているものの、提携が完全に解消されているわけではない。にもかかわらず、なぜKDDIとNetflixが提携することになったのだろうか。その答えが、両社の提携によって実現する「auフラットプラン25 Netflixパック」だ。

5GBの容量アップ+国内外の動画作品が見放題

 「auフラットプラン25 Netflixパック」は、毎月20GBの通信ができる「auフラットプラン20」に5GBの容量を追加し、「Netflix」およびKDDIが提供する動画作品の見放題サービス「ビデオパス」を利用できるようにしたもの。「auフラットプラン20」の通話プランとして「スーパーカケホ」「カケホ」「シンプル」を選べるのに加え、Netflixの視聴プランも「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」を選択できる。

 通話プランに「スーパーカケホ」、Netflix視聴プランに「ベーシック」を選択した場合の月額利用料は「auフラットプラン20」の月額利用料に1000円を追加した額となっており、各種割引を適用すれば翌月から1年間は5500円/月(税別)で利用することも可能だ。

 両社の提携の主目的は、単なる「Netflix」の販売促進ではなく、コンテンツとデータ通信を一体化して提供することこそにある。高橋社長は「グローバルの規模感はすさまじい。これだけの規模のアグリゲーションを相手に、日本でやっているわれわれには勝ち目がない」と、「Netflix」の圧倒的なパワーを評価する。

 ちなみに、同種のサービスである「ビデオパス」も含んだプランとなった理由は、グローバル展開しているNetflixではカバーできない国内向けのコンテンツを提供するためとのことだ。

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