PFUと東プレ 高級キーボードの2大メーカーがタッグ(日経トレンディネット)



6/7(木) 12:00配信

日経トレンディネット

 高級キーボードメーカーとして知られるPFUと東プレは2018年6月5日、キーボード事業に関する協業を発表した。第一弾として、東プレの人気キーボード「REALFORCE R2」シリーズのPFU向けモデルを、「PFU Limited Edition」としてPFUの直販サイトで独占販売する。

【関連画像】Happy Hacking Keyboardシリーズは、コンパクトさが特徴の高級キーボード。Bluetooth接続のワイヤレスモデルもある

 PFU Limited Editionは、REALFORCE R2シリーズの中でも最上位に位置するSAシリーズがベース。テンキーを省略したキーボードで、日本語配列モデルと英語配列モデルにそれぞれアイボリーとブラックのカラーバリエーションがあり、計4モデルとなっている。日本語配列モデルは6月5日発売、英語配列モデルは7月3日発売で、直販価格はいずれも2万8500円。

 PFUはテンキーやファンクションキーを省いたコンパクトなキーボード「Happy Hacking Keyboard」(以下HHKB)シリーズで知られる。今回のPFU Limited Editionの導入により、一般的なキー配列のキーボードを製品ラインナップに加えることになる。

 キーを押す押下圧は、全キーがHHKBと同じ45gになっている。また、HHKB Professional Type-Sと同様の静音仕様を採用し、静かに入力できる。キーのスイッチが入る深さを変更するAPC機能に対応し、1.5mm、2.2mm、3mmの3段階に調節可能。これはキーボードから設定できるほか、専用ソフトを使って全キー個別に設定することも可能。外観は、キーボード右上のLED部分のプレートがカーボン調になっているのが特徴だ。

協業で世界市場を狙う

 日本で人気を二分する高級キーボードメーカーが手を組む形になるが、コンパクトさが特徴のHHKBとフルキーボードであるREALFORCE R2シリーズではキー配列が異なり、製品ラインナップがかぶらず互いに補完できる。

 また協業の第二弾として、PFUが中国でPFU Limited Editionを含むREALFORCE R2シリーズを販売することも発表された。

 PFUは中国においてスキャナーなどの販売網を持っており、すでにHHKBシリーズの販売も開始している。それを生かしてREALFORCEシリーズを売り込むことになる。高い開発製造力を持つ東プレと、グローバルでの販売力とブランド力を持つPFUの、互いの特徴がうまくかみ合った形だ。

 PFUによると、ITエンジニアの高級キーボード志向やeスポーツ市場の成長による高級キーボード志向などにより、高級キーボード市場は世界的に拡大しているという。協業により、中国を足掛かりに北米、欧州、アジアといった世界各地に両社の高級キーボードを展開していきたい考えだ。

(文/湯浅英夫)

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